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2016/08/17 (水)

実はできる!ほこりをためないお部屋対策

画像:gettyimages
毎日掃除をしているのに、室内にほこりがたまってしまう、そんなことはありませんか。ほこりはアレルギーやアトピー性皮膚炎の原因にもなるので、ほこりをきちんと掃除することはとても大切です。今回はそんなほこりの基本的なメカニズムや、ほこりがたまりにくいインテリアの工夫、除去方法などについてご紹介します。

1.まずはほこりができるメカニズムを知ろう

ほこりは一体どうやってできるのでしょうか。簡単にいえば、ほこりは身のまわりにあるさまざまなものの小さなかけらの集合体です。

・小さなかけらがほこりの原因
例えば誰の家にでもある衣類やタオルといった布製品は、細かい糸を何本も使ってつくられていますが、その細い糸の一部が知らないうちに取れてしまい、ほこりとなってしまうのです。

あまりにも小さいので人間の目では見ることはできませんが、糸を使っている洋服に限らず、さまざまなものの小さなかけらが空気中を漂っています。ほこりは空気中を漂うほど軽いものですが、重さはあるので永久的に空気中でとどまるというようなことはなく、いずれ部屋の床へと落ちます。それがたまった状態が私たちを悩ませる、あのほこりの正体なのです。

・ほこりにはさまざまなものが含まれている

しょせんほこりだから、見つけたら掃除をして除去すればいいと、軽く考えてしまいがちです。しかし目に見えない空気中に漂うほこりのなかには、繊維くずだけでなくダニの死骸や、カビ、花粉などの人体に悪影響を及ぼしかねない物質が含まれているため、アレルギー性の鼻炎やぜんそくの原因になることもあります。こういったアレルギーは一度起こると治りにくいので、特に小さなお子さんがいるご家庭はほこり対策をすることがとても大切です。

2.ほこりがたまらない掃除の方法

ほこりはとても軽いので、人が部屋を動くたびに舞い上がります。
舞い上がったほこりは人が動き回っていないときや寝ている間、家を空けている間に時間をかけて少しずつ床に落ちてきます。そのため掃除でほこりを除去したと思っても、掃除機をかける人の動きで再度ほこりが舞い上がり、また積もってしまうのです。ではどのように掃除をすれば効率よくほこりを除去することができるのでしょうか。


・まずはほこりがたまりやすい場所を把握する

ほこりはさまざまなところにたまりますが、特に気を付けたいのが廊下やトイレ、洗面所といった狭い空間です。トイレの場合、トイレットペーパーの繊維がたまりやすく、また換気のしにくい環境であることも、ほこりがたまりやすい原因となっているようです。



・掃除するタイミングに気を付ける
ほこりを効率よく除去するために大切なポイントは部屋を掃除するタイミングです。朝起きてすぐや、家に帰ってきたすぐのタイミングで掃除をすると、空気中のほこりがちょうど床に落ちたときなので効率よく掃除することができます。



・ほうきやちりとりで掃除する
掃除をする際に掃除機を使う方がほとんどです。ですが掃除機でほこりを除去しようとすると、排気によってほこりがまた空気中に漂ってしまいます。
そのため排気が出ないほうきやちりとりを始めに使うのがいいでしょう。ほうきやちりとりがないという方は、モップもおすすめです。そっとほこりを除去することで空気中にほこりが舞い上がらずに済みます。また、掃除機をかける前に、床を水拭きすることで、あらかじめ大きなほこりを除去しておくのもいいかもしれません。

・仕上げは水拭き掃除で完璧!
ほこりは上から下へ落ちていくので、掃除するときは上から下へ掃除していくのが基本です。背の高い家具から床に向かって掃除するようにすることで、ほこりが舞い上がるのを防ぎます。もし余裕があれば仕上げにもう一度水拭き掃除をするのも効果的です。

3.ほこりがたまらない部屋づくりって?

ほこりがたまりにくい部屋をつくるにはどうしたらいいのでしょうか。少しインテリアにこだわり、置き方を工夫するだけでほこりを軽減することができます。

・ほこりができやすいポイントをつくらない

家具を設置していくとき、家具と家具の間に掃除道具を通せないほどの隙間があると、そこにほこりがたまってしまいます。
そのため家具を選ぶ際には、家具と家具の間に、掃除道具が入らない狭い隙間ができないようにすることが大切です。


・小物にも注意が必要
インテリア以外にも注意したいのが小物類。家具以外のものは床にじかに置かないようにすると、ほこりはたまりにくくなります。子どもの玩具や雑貨などは、まとめて蓋のあるケースに収納するようにしましょう。日常的にキッチンで使用する調味料のビン類も、使うときだけ取り出すようにし、普段は扉のある棚の中に閉まって、ほこりがたまらない工夫をしましょう。
観葉植物は花粉や土といったほこりの原因を飛散させやすいため、置かないほうが無難だといえます。特に水分が多く含まれているため室内の湿度が上昇し、カビやダニの原因にもなります。


・ほこりが舞いにくい素材を床材に使う
フローリングの床は見た目がいいものの、表面がなめらかなため、人や物が少し動いただけでほこりが室内に舞ってしまいます。そのため何度小まめにほこりを除去しても、次に掃除するときにはすっかりほこりがたまっている、なんてことになりがちです。

そんなほこり対策にうってつけなのが、ナイロン製やポリプロピレン製のカーペットです。イメージ的にカーペットのほうがフローリングよりもほこりがたまりやすいと思われがちですが、そんなことはないようです。むしろ、フローリングよりほこりが飛散しにくいという点が、昨今見直されています。
そしてカーペットのなかでも、ナイロン製やポリプロピレン製が良い理由ですが、布製のカーペットよりも遊び毛が出にくい点が挙げられます。つまり、カーペット本体からほこりの元を発生させにくいというわけです。
これに加えて、防ダニ効果も施されたカーペットを使用することで、さらにほこりやダニの発生を抑えられるでしょう。

4.ほこりの元、ちょっと気にしてみませんか?

家の中にあるほこりの発生源を知れば、対策がしやすくなります。

・布団に掃除機をかけよう

ほこりの大半が、衣類や布団などの布製品から出る綿ほこりであることからも分かるように、布団はほこりの発生源です。そのため小まめに天日干しをして、そのあと布団の両面を掃除機で吸塵しましょう。
また、家庭の洗濯機で丸洗いできるタイプの布団だと、ほこりやダニを一掃することができるのでおすすめです。

・衣類はほこりになりやすい素材は避ける

衣類も布団と同様にほこりの原因となるので、ほこりになりやすいウールといった素材の服はなるべく持たないようにしましょう。また、布素材の靴下は、洗濯後に裏返してつま先にたまりがちなほこりも、きちんと取り除きましょう。

・家具やアイテムを皮やビニール素材に
皮製品やビニール素材のものであればほこりがたちにくいので、ソファやバッグなどは皮やビニール素材のものがおすすめです。

・布類はタンスにしまうこと
ほこりの主な原因は布類なので、タオルや衣類・布団などの寝具類は出しっ放しにせず、なるべくタンスにしまっておきましょう。そうすることで比較的ほこりがたまらずに済みます。

・空気清浄機を使用する
空気清浄機を使えば空気中に漂っているほこりや、季節になると気になる花粉も除去することができるので、可能であれば常時空気清浄機をつけておくのもいいでしょう。

また換気が悪いとほこりがたまりやすくなるので、小まめに換気をすることも効果的です。ただし、風が強い日やほこりっぽい日に換気をするとさらにほこりをためてしまう結果になるので注意しましょう。



ほこり対策でできることはたくさんあります。大掛かりな部屋のリフォームをしなくても手軽な方法でほこりがたまりにくい環境をつくり出すことは可能ですし、最近ではハウスクリーニングサービスを上手に利用する人も多くなっています。ハウスクリーニングサービスなんてそんな大げさなと思われるかもしれませんが、忙しくて掃除が行き届かないという方にとても人気のあるサービスです。さまざまなニーズに応えてくれるので、自分ひとりでは手に負えないと思ったら、掃除のプロフェッショナルであるハウスクリーニングサービスを利用するのもひとつの手かもしれません。

画像:gettyimages

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