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2016/09/09 (金)

プロも実践!家庭で簡単にカーペット掃除をする方法

画像:gettyimages
カーペットは、部屋を彩るインテリアとしても重宝するもの。きちんと手入れをして長く使いたいと思っていても、それが床一面を覆うほど大きなサイズとなると、家庭の洗濯機で丸洗いをすることは難しいでしょう。そこで今回は、カーペットの日常的な掃除の仕方から、突発的にできてしまったシミの抜き方まで、家庭でだれでも簡単に行える掃除方法を紹介します。

1.意外と簡単!今日から実践できるカーペット掃除

●毎日行いたいカーペット掃除の方法は?
カーペットに用いられる素材には、綿や麻などの天然繊維からポリエステルやアクリルといった化学繊維まで、さまざまなものがあります。しかし、どのような素材を用いたカーペットでも、基本となる掃除方法は毎日の掃除機がけです。カーペットの表面に付着したほこりを、しっかりと吸い取りましょう。
特にカーペットには、ダニが潜伏しやすい環境が整っています。また、ダニを退治したとしても、その死骸やフンをきちんと取り除かないと、それらがエサとなり新たなダニを呼び寄せてしまうのです。従って、ただやみくもに掃除機をかけるのではなく、効率よくほこりやダニを吸い取ることが大切になります。
掃除機をかける目安としては、1平方メートルあたり20秒ほど時間をかけて、ゆっくりと掃除機を動かしてください。

●半年に1度はしておきたいカーペットのお手入れ
前述のような日常のカーペット掃除に加えて、半年に1度程度の割合で行いたいのが、天日干しです。晴れた日に、風通しの良い場所にカーペットを干して軽くたたいてあげると、ほこりを落とすことができます。

●汚れがひどい場合の掃除方法
長年使用したことでカーペット全体の色がくすんでしまった場合や、掃除機では取りきれない汚れが目立ってきた場合には、拭き掃除を行うのがいいでしょう。
バケツの中に、中性洗剤をキャップ1~2杯分ほど投入したぬるま湯に雑巾を浸し、しっかり絞ったあとに汚れを拭き取ってください。このとき、カーペットの毛並みに沿って雑巾を動かすと、汚れの広がりを抑えることができます。また、洗剤や水分がカーペットに残らないように、最後に乾いた布で空拭きをすることも重要なポイントです。
そして、どうしても汚れが取りきれないときは、カーペット掃除を請け負ってくれる清掃業者に依頼をすることも一つの方法です。

●ホットカーペットの掃除も念入りに
冬場に大活躍するホットカーペットですが、こちらも通常のカーペットと同じ方法で掃除を行いましょう。特に温度が高くダニが発生しやすいホットカーペットは、天日干しをよく行うことが大切です。ダニは50度の熱を30分加えると死滅するといわれているので、ホットカーペットの内部温度が50度になるために最低でも2時間以上は日光に当ててください。
使い終わったホットカーペットを押し入れにしまう場合には、結露防止のためにも天日干しで上がった温度を下げてからしまうようにしましょう。

2.シミ抜きはスピードが命!

ちょっとした不注意で、カーペットの上に飲みものや食べものをこぼしてシミをつくってしまったという経験は、誰にでもあることでしょう。また、小さな子どもがいる家庭の場合、マジックで落書きをされてしまったというケースも珍しくありません。
このように、不意のアクシデントでカーペットに付いてしまったシミは、見つけ次第できるだけ早く対処することが肝心です。シミは時間が経てば経つほどカーペットの奥深くにまで入り込み、格段に落としにくくなるからです。
では具体的に、どうやってカーペットに付いたシミを取るのがいいのか、それはシミをつくった原因によってシミ抜きの方法が違ってきます。ここでは原因別に、シミ抜きの方法を紹介していきましょう。

●コーヒー・紅茶
こぼした場所に直接ぬるま湯を注いで、タオルでそれを吸い取るようにします。その後、中性洗剤を入れた水またはお湯をかけ、乾いたタオルで吸い取ります。それでも落ちない場合は、カーペットシャンプーで洗い、風通しの良い場所で乾かしましょう。

●お茶
シミの部分を水拭きしたあと、アルコールを含ませた別の布で拭き取るのが最適です。

●しょうゆ・ソース
乾いた布にしみこませ、そのあとは中性洗剤を入れたぬるま湯で拭き取ってください。

●ビール・日本酒・洋酒
まずは乾いたタオルで水分を拭き取り、そのあとは水を含ませたスポンジを使用して、奥に入り込んだ分を拭き取りましょう。

●アメやジャム
中性洗剤を入れた熱湯でぬらした布で拭き取ります。もし拭き取った部分に跡が付いてしまったのなら、さらにベンジンでその部分を拭いてください。
ベンジンは、シミ抜き専用のものがホームセンターやドラッグストアで市販されています。

●チョコレート
チョコレートが付いてしまった場合は、まずティッシュやタオルでつまみ、その後ベンジンをいらなくなった歯ブラシなどに付けてたたいて落とします。汚れてから時間が経ってしまっている場合は3分ほどお湯につけた後に台所用洗剤でつまみ洗いをします。

●マニキュア・フェルトペン
最初にシンナーで拭き取り、そのあと中性洗剤を入れたぬるま湯を用いて、残りも拭き取っていきます。

どのシミ抜きにもいえることですが、布で拭くときに横拭きをしてしまうと、汚れの範囲を広げる原因となってしまうので、縦方向につまみながら拭くようにしましょう。また、カーペットの素材によっては、中性洗剤以外を使用すると生地が変色する恐れもあります。従って、カーペットの注意書きをよく読んだうえで、目立たない場所で変色がないかどうか確かめてみることも大切です。

3.身近な食材で、カーペットをきれいにする方法

カーペットは、人体に直接触れる機会が多いため、できれば洗剤を使った掃除は避けたいと考える人も多いことでしょう。そこでおすすめしたいのが、身近にある食材を用いた掃除方法です。小さな子どもや高齢者といった免疫力の弱い家族がいる家庭で、ぜひ一度試してみてください。

●カーペットの黒ずみには、白い小麦粉を
ほこりがカーペットの奥にまで入り込んで、黒ずみができてしまった場合に役立つのが小麦粉です。小麦粉をカーペットに降りかけたあと、ブラシでその部分をこすると、小麦粉の細かい粒子がカーペットの奥に潜んだほこりや汚れを絡め取ります。あとは、残った小麦粉を掃除機でしっかり吸い込むと、すっかり黒ずみが取れたカーペットが現れることでしょう。

●中性洗剤の代わりになる重曹
ふくらし粉や野菜のアク抜きなどにも使用されている重曹は、カーペット以外にもさまざまな場所で活躍する天然の掃除道具として、注目を集めているようです。
カーペット掃除の場合、中性洗剤の代わりとして使用することができます。
4リットルほどのぬるま湯の中に重曹を100グラム溶かし、この液体を用いてカーペットをブラッシングしていくと、汚れを落とすことができます。ブラシはできるだけ柔らかいものを使用してください。
重曹は、スーパーマーケットで簡単に入手できますが、主に薬用・食用・工業用と用途別に3種類が市販されています。万が一、口に入っても問題がないように、薬用か食用と表記されたものを使用するのがいいでしょう。

いかがでしたでしょうか。カーペット掃除は、毎日のお手入れと汚れを見つけたら即座に取り除くという行動力が大切です。どの家庭でもすぐに調達できる道具だけで行えるので、早速今日から実践してみてはいかがでしょうか。
それでもどうしても落ちない汚れがあるのならば、専門の清掃業者にカーペット掃除を依頼してみましょう。家庭では行えない水洗いやドライクリーニングによって、まるで新品のように見違えるほどきれいになったカーペットに出合えるかもしれません。機会があれば、ぜひ検討をしてみてください。

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