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2016/10/12 (水)

きれいな環境をどうつくる?赤ちゃんがいる家のお掃除ポイント!

画像:gettyimages
アレルギーの原因でもあるハウスダスト。そのハウスダストから赤ちゃんを守りたいのは山々だけど、忙しくて毎日掃除はできない!そう感じたときに、掃除機をかける頻度や部屋づくりのコツを知っていれば、もっと効率的にきれいな部屋環境をつくりやすくなります。ダニの繁殖やカビの発生を抑える環境を整えることができれば、赤ちゃんを守るだけでなく掃除の手間もぐんと減り、負担もきっと軽くなるはずです。

赤ちゃんは抵抗力が弱いからこそ、アレルゲンから守ってあげる

皆さんは、ハウスダストについてどのくらい知っていますか?
赤ちゃんのころからハウスダストに含まれるアレルゲンにさらされることで、アレルギー症状を引き起こしてしまうことがあります。ではこれから、ハウスダストによる赤ちゃんへの影響について詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんは家の中にいる時間が多いため、特に注意すべきなのが家の中のアレルギー症状を引き起こす原因となるハウスダストです。ハウスダストには、ほこりやダニ、カビのほかにも、ペットの毛や家に入ってきた花粉などが含まれます。赤ちゃんは抵抗力が低いため、大人には何ともなくてもハウスダストの影響を受けてしまう可能性もあります。
自宅に潜むこれらのアレルゲンが原因で、ぜん息やアトピー性皮膚炎、鼻炎などのアレルギー症状が出てしまうこともあるのです。

このように赤ちゃんは長時間家の中にいることが多く抵抗力も低いので、ハウスダストの害からできるだけ遠ざけてあげたいものです。しかし、赤ちゃんは、アレルゲン対策でうがいや基礎体力の向上を行うのは難しいですよね。そのため、掃除をしてアレルギーの原因であるハウスダストを赤ちゃんが過ごす部屋から追い出し、できるだけアレルゲンをため込まない快適な環境をつくってあげることが大切です。

また、今はハウスダストのアレルギー症状がなくても後に症状が出てきてしまうこともあるので、ハウスダスト対策は定期的に継続して行うようにしましょう。

毎日の大半を過ごす寝具

アレルゲンのなかでも、ダニはアレルギー疾患を引き起こしてしまう主な原因物質のひとつです。ダニが原因で鼻炎や皮膚炎、気管支ぜん息や結膜炎などのアレルギー症状が出てしまうことがあります。

カーペットや畳、布製のソファやクッションなどもダニが生息しやすい場所になりますが、赤ちゃんのために特に気を付けなければならないのは寝具です。赤ちゃんは寝具の上で過ごすことが多いため、ダニからの影響を大きく受けやすくなっています。そのため、寝具を小まめに掃除し管理することが、アレルギーの予防につながります。

では、寝具のダニを効果的に減らす方法についてご紹介します。

・天日干しをする
ダニは乾燥が苦手なため、干したり布団乾燥機で乾燥させたりすると効果的です。干す際はできるだけ裏表にまんべんなく日光を当てるようにしましょう。この際、布団たたきの使用はアレルゲンにはあまり効果がありません。たたいたときにゴミが出ていくように見えますが、逆にアレルゲンを寝具の表面に出してしまうことになるので、ほこりを軽く払う程度にとどめておきましょう。

・洗濯をする
シーツやカバー、また布団も、洗えるものは洗うことでダニを洗い流すことができます。赤ちゃんの寝具を購入する際は、できるだけ水で洗えるものを選ぶとよいでしょう。

・掃除機をかける
天日干しをすればダニは死にますが、そのダニの死がいもアレルゲンのひとつです。掃除機をかけることで、ダニだけではなくダニの死がいやフンなどのアレルゲンも吸い取ることができます。少しずつ掃除機のノズルをずらしながら、ゆっくりと時間をかけて寝具の両面に掃除機をかけるのがポイントです。また、布団用の掃除機ノズルがあると便利です。

効果的な掃除頻度と部屋づくり

掃除は毎日できれば最もよいのですが、赤ちゃんのお世話や家事をしながらではなかなか毎日小まめに掃除をするのは難しい場合もあると思います。
掃除の頻度は最低どのくらい必要かを知り、またハウスダストを増やさない部屋づくりを心がけて、掃除をする頻度や負担を軽減することでお母さんの気持ちにも少しは余裕が出るのではないでしょうか。

では、どのような掃除をどの程度すればよいのでしょうか?

まず、寝具は以下の頻度で掃除をしましょう。
・シーツやカバー類の洗濯は週に1回程度
・布団や毛布の掃除機がけは1週間に1回程度
・ベッドパッドの洗濯は1カ月に1回程度
髪の毛やフケなどもダニのエサになります。また、汗にもダニが寄ってきてしまうので、汗っかきな赤ちゃんの場合や汗のかきやすい季節はシーツの洗濯を週2に増やすなど、特に注意してあげるとよいかもしれません。

さらに、赤ちゃんは床面に近いため床部分の掃除も行うとよりハウスダストの減少に効果的です。フローリング・カーペット・畳などの掃除機がけは3日に1回は行いましょう。布団の掃除機がけと同じように、ゆっくりと丁寧に掃除機をかけましょう。目安はたたみ1枚あたり1分以上です。

赤ちゃんのそばに置いてあるぬいぐるみにも注意が必要です。ダニが潜んでいる可能性があるので、寝具と同様に定期的に洗濯できるものはするようにしましょう。

また、ダニは湿気やカビが大好物です。きれいに掃除をしたとしても、湿気やカビにも気を付けなければすぐにまたダニが繁殖してしまいかねません。
そのため、赤ちゃんの部屋の掃除だけではなく家の湿度にも注意して換気をすることが大切です。ダニは湿度が60%以上になると繁殖しやすくなります。湿度が60%を超える日が続くのなら、換気や除湿をするなどの対策を行うとよいでしょう。24時間の換気システムがある場合は、換気を止めずに常にスイッチを付けておくことをおすすめします。
ダニのかっこうのエサであるカビもまた湿気のあるところに増えるため、赤ちゃんの部屋の押し入れも忘れずに換気や除湿剤などを使って湿気対策を行うようにすることが大切です。

ダニやカビの増加率を低くするためにも、うす暗く、湿気がたまるような乾燥しにくい場所をできるだけつくらないようにするのも、赤ちゃんの部屋づくりのコツとなります。例えば、布製の家具やぬいぐるみなどを多く置いたり、畳の上にカーペットを敷いたりするのもNGです。窓側にものをあまり置かずに、風通しをよくするよう心がけるとよいでしょう。

まとめ

赤ちゃんのいる家庭の掃除のポイントは、ダニといったアレルゲン対策に気を付け、特に多くの時間を過ごす寝具に気を使うとよいということが分かりましたね。
毎日掃除しなきゃ!と意気込まずに、最低限の部屋掃除の頻度を意識すればきれいな部屋を保つことができます。それでも掃除をするのに体力が追い付かない、というような場合には、プロのクリーニング屋に掃除を頼んでみるのもひとつの手です。
赤ちゃんの健康を守って育児を楽しく行うためにも、家族で最善の方法を選び、快適な赤ちゃんの部屋環境を整えてあげましょう。

画像:gettyimages

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