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2016/11/09 (水)

ファミリー・サポート・センターを活用して仕事と子育てを両立させよう

SUUMOハウスサービス編集部

写真:gettyimages

仕事をしながら子育てをしていると、送迎できない、共働きで子どもの夏休みに面倒を見てくれる人がいないなど、さまざまな問題に直面することがあります。また、仕事をしていなくても、子育てと家事に追われて自分の時間がもてずに精神的に疲れてしまうことや、自分が病気になってしまい子育てができない場合もあります。そのようなときに、子育てのサポートをしてくれるのが、各市区町村にあるファミリー・サポート・センターです。ここでは、ファミリー・サポート・センターについて詳しく紹介します。

ファミリー・サポート・センターについて知ろう

はじめてファミリー・サポートという言葉を聞く人のために、ここではまずファミリー・サポート・センターがどのようにできたのか、そしてそのサポート内容について説明しましょう。

■ファミリー・サポート・センターとは?
ファミリー・サポート・センターは、仕事と育児、もしくは仕事と介護の両立を目的として厚生労働省によって設立されました。育児や介護のサポートを受けたい人と行いたい人が、会員になって助け合う会員組織のことです。全国ではそれぞれの各市区町村がファミリー・サポート・センターを設立運営しており、地域に根ざしたサポートを行っています。仕事と育児、または仕事と介護を両立したいと考える、すべての家庭を対象にサポートが広まっています。


■ファミリー・サポート・センターでは、育児に関するどんなサポートを行っているの?

・保育施設までの送迎
・保育施設開始前や終了後の子どもの預かり
・学校の放課後や学童保育終了後の子どもの預かり
・夏休みや長期休暇の子どもの預かり
・保護者や家族などの病気や急用時の子どもの預かり
・冠婚葬祭や学校行事などの際の子どもの預かり
・買いものといった外出時の子どもの預かり

これらの育児に関するサポートを行っています。

■サポートを受けるためにはどうすればいいの?

1.サポートを受けたい人は、地域にあるファミリー・サポート・センターのアドバイザーやコーディネーターにサポートの申し入れ登録を行う
2.アドバイザーやコーディネーターがサポートを提供してくれる会員にサポートの依頼を行う
3.アドバイザーやコーディネーターは、サポートを受けたい利用者にサポート提供者を紹介する
4.サポートを受けたい人とサポート提供者で打ち合わせを行う
5.サポートの開始
6.サポート活動が終了したら、サポート提供者は利用者にサポート報告書を提出する
7.利用者が報酬を支払う
8.サポート提供者はアドバイザーやコーディネーターに報告書を提出する

サポートを受けるためには、センターに会員登録の申し込みをする必要があります。また、サポートしたい人も、同じように会員登録の申し込みが必要です。サポート会員は特別な資格をもつ必要はありません。両方(依頼会員・サポート会員)の会員になることもできます。

ファミリー・サポート・センターで受けられるサポートは有償ですが、いざというときに育児に関するサポートをしてもらえるありがたい仕組みだといえるでしょう。

本当に大丈夫?「ファミリー・サポート・センター利用者のホンネ」

写真:gettyimages

ここまでファミリー・サポート・センターの具体的な支援内容や手続き方法をご説明しました。仕事や子育て、家事に追われている中で、育児のサポートをしてもらえる市区町村のサービスはとてもありがたい存在です。保育施設も順番待ちで申し込みが困難だったり、両親も近くに住んでいなかったり……そんな方は積極的に利用したいところでしょう。

ただ、インターネットで「ファミリー・サポート・センター」を検索してみると、「素性の知れない人に預けて大丈夫?」「いろいろとトラブルがあるみたい」「便利で安いと聞いているけど、光と影の部分がある」といった言葉が並んでいて、読んでいるとどんどん不安になってきます。

しかし、インターネット上の「ウワサ」だけに惑わされて、利用を断念してはもったいないサービスです。

そんなみなさんの不安解消のため、実際に利用した経験のある方へ「ファミリー・サポート・センター利用のホンネ」をお伺いしました。

トラブルはあった?これでファミサポの不安は解消できた

今回お話をお伺いした方は、東京都在住のA子さんです。ワーキングマザーとして1歳のお子さんを育てています。利用のきっかけは、「通院」とのことです。預けるまでは不安だらけだったようですが、実際に利用してからは解消され、今後も活用できればと前向きに考えているそうです。

■「不安だらけだったファミサポ」を人におススメできるまでになった理由とは?

インタビュー:東京都在住 会社員A子さん 1歳の男子の母 

私は時短勤務で働いており、子どもは保育園に預けています。昨年、ファミリー・サポート・センターを利用しました。

利用し始めたきっかけは、私が通院をしていたことです。週1回は通院しなければなりませんでしたが、度々母親に預けるのもどうかと思っていました。そうはいっても、同じように困っている方がたくさんおり、短時間から1日と単発で子どもを保育園や保育所に預ける一時保育の申し込みはとても困難です。そこで行政のサービスのファミリー・サポート・センターを調べたところ、「これを利用しない手はない!」と、さっそく説明会に行きました。

最初は、本当に預けて大丈夫か……と不安はありました。説明会では、登録条件など事務的なお話が多いですし、サポート提供者もあくまでボランティアの立ち位置で保育士の資格をおもちというわけではありません。子どももまだ1歳ですし、何かあったらどうしようという印象でした。

そんな不安だらけの状態でしたが、サポート提供者との面談を通して「これなら大丈夫」と思いお願いすることにしました。登録からサポート開始まで約1カ月かかりましたが、その間にしっかりコミュニケーションもできたことで問題なく進められました。

急な仕事や私用で子どもを預けなければいけなくなったときに、便利なシステムです。私が住む地域は子どもの数も多くて、一時保育も順番待ちですから。子どもの預け先で困っていたら、一つの選択肢として利用してみてはいかがでしょうか。

今回、実際の利用者へ「ファミリー・サポート・センター利用のホンネ」をお伺いしました。最初は、「知らない人に、小さい子どもを預けて大丈夫なのだろうか」と思われていたようです。ただ、実際は面談や丁寧なコミュニケーションを通して、安心してから預けられることが分かりました。

もし、幼稚園や保育園への送迎や外出時のお子さんの預け先等に悩んでいたら、一度検討してみてはいかがでしょうか。

SUUMOハウスサービス編集部

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