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2016/11/16 (水)

せっかち芸人、東貴博さんを直撃!おっとり妻の安めぐみさんと、家事分担はどうしてる?

取材・文/小宮山悦子 撮影/刑部友康
共働き家庭なら家事をシェアするのは当たり前。でも、ペースが違うとイラッとすることも……。今回は、タレントの東貴博さんにインタビュー。きれい好きでせっかちな東さんとおっとりスローな安めぐみさん夫妻の、家事と育児のリアルに迫ります。

子どもがいたら潔癖症なんて言っていられない

――東さんはかなりの潔癖症と聞いていますが?
だいぶ治りました。やっぱり人と生活するようになると変わりますね。もともと自分ではそれほど潔癖とは思っていなくて、まわりから「気にしすぎじゃない?」と言われることはありましたけど。確かに、一人暮らしのときの家がいちばんキレイでしたね。余計なものはない無機質な家で、キッチンはほとんど使わないから常にピカピカで。今は子どもがいるから毎日キッチンを使うでしょ……潔癖症だなんて言っていられません。

ただ、まだ子どもが小さいのでいろいろ気を付けるようにはしています。特に気になるのが食事をするテーブル。子どもが食べこぼして汚すし、あちこち触ってベタベタになるし、そこに置いてあるものを平気で口に入れるし……食中毒が怖いのでアルコール除菌を欠かしません。食事中はこまめに手を拭いてあげたり、手洗いはけっこう早い段階から教えています。

――家事もけっこうやるそうですね。奥様の安めぐみさんと分担を決めていますか?
ぼくは地方ロケも多くてほとんど家にいないので、家事も育児も大部分は妻がやっています。その分、家にいるときは何でもやりますよ。昼間は妻が子どもに集中できるように、夜のうちにできることはやっておくようにしています。

夜寝る前にその日使ったタオルをまとめて洗濯機に入れてセットしておくとか。ゴミ出しも夜のうちにまとめておけば翌朝がラクなので。料理も嫌いじゃないので、離乳食もつくったりしています。つくり置きして冷凍すればいいだけだから、たいした手間ではないですよ。昨日の夜も朝食用に豚汁をつくっておきました。ごはんは冷凍したのがあるし、納豆も前の晩に混ぜておいたので、豚汁と一緒に食べたら十分でしょう?

部屋が散らかっていて気になるときは、見えるところだけでもパパッと掃除します。風呂上がりにはいつも湯船を洗うんですけど、スポンジでこするだけで済むからカンタン。掃除は日々ちょこちょこやっておくことが大事ですね。昔は掃除グッズが好きで、結晶化した汚れを落とすやつとかいろいろ買いましたけど、日々掃除をしていればそこまで汚れない。あれはズボラな人が使うものだったんですね。

ペースが違っても歩み寄れる

――夫婦で家事のペースが合わず、イラっとすることはありませんか?
妻はおっとり、ぼくはせっかちなので、基本的にペースは合いません。洗い物ひとつとっても、すぐにやる人と、そうでない人がいて……その辺のとまどいはありましたけど、だんだんお互いに歩み寄ってきましたね。彼女は2日かかっていたものを1日でやるようになり、ボクのほうも、何でも自分でやらないようにして、置きっぱなしのものがあっても気にしないようにしています。

――家事にまつわるエピソードを教えてください。
妻はすべてがゆっくり、何をするのも遅いです。結婚当初、ぼくが高熱を出したときに、薬を飲みたいからお粥をつくってほしいと頼んだら、1時間たってもできないので様子を見に行くと、ずっとスマホでレシピを探していたと。ストックのごはんに水を足せばいいからと言ったんですが、なかなかできない。何をしているのかと思ったら土鍋でお粥を炊いていました。薬が飲みたいだけなのに、結局3時間かかりましたからね。でも、最近お粥を頼んだら2時間ぐらいでできたので、まだ伸びしろがあります(笑)。

彼女が料理を3品ぐらいつくると、ポツン、ポツンと出てきて、食べるときには全部冷めています。今でこそ先に食べちゃいますけど、昔は全部できるまで待っていましたから。鍋やら食材のパックやらでシンクがものすごいことになって、「まるで現代アートだなぁ」って。それも最近は見なくなりましたね。

ウサギを飼っていて、絨毯(じゅうたん)に出して遊ばせるとコロコロの糞をたくさんするんです。それを妻が掃除するとコロンと1個だけ残っていたり、汚いからとティッシュに集めているのに、糞をつまむのは素手だったり……。その辺の感覚がちょっとズレていておもしろいですよ。まさに家にネタが転がっている!

お互いにペースが違って気になることもありましたけど、今はそんなことは言っていられません。何より子どもが最優先ですから。

散らかることがイヤじゃなくなりました!

――お子さんが生まれてから生活は変わりましたか?
ずいぶん変わりました。家の雰囲気も明るくなったし、おもちゃがいっぱい置いてあるだけで幸せな風景ですよ。今は、散らかることが全然イヤじゃないです。そこに人の生活があるというか。人が住むってこういうことなんだなあ、と思うようになりました。

前から家事はやっていたので、今はその経験がすごく生きています。料理は大概のものはつくれるから、子どもに茶碗蒸しをつくったり、ごはんをお好み焼き風に焼いてオリジナルメニューをつくってみたり、工夫し甲斐があります。そうやっていると家が楽しくなりますよね。独身のときは家を汚したくなかったけれど、そうじゃなくて使うことが大事で、汚れたら拭けばいい、洗えばいい。家は使っていくうちに汚れるのではなく、味が出てくるんですよね。生活を楽しみながら、できるだけきれいに使っていきたいと思っています。

――最後に家事のペースが合わない夫婦にアドバイスをお願いします。
自分が変わらないと相手も変わらない、相手に合わせることも必要です。自分がやらないで文句ばっかり言っていたら殺伐とした雰囲気になるだけ。自分からやると、相手も悪いなという気持ちになって、5回に1回ぐらいはやるようになりますよ。あとは工夫ですね。うちの場合、10時に家を出るといっても絶対にその時間に出られないので、あらかじめ9時半に出ると言っておきます。それでも10時に間に合わないですけどね(笑)。

取材協力

東 貴博(あずまたかひろ)
1969年12月31日生まれ。台東区浅草出身の自称「下町のプリンス」。1994年、お笑いコンビ「Take2」を結成、東MAXの愛称で親しまれている。情報番組の司会をはじめ、バラエティ、ラジオ、舞台などで活躍中。初代の「たいとう観光大使」も務める。2011年にタレントの安めぐみさんと結婚、2015年に長女が誕生。
▼東貴博オフィシャルブログ
http://lineblog.me/azumatakahiro/

取材・文/小宮山悦子 撮影/刑部友康

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