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2016/11/16 (水)

大掃除のスケジュールはどうやって立てればよい?その考え方を紹介します!

大掃除といえば、一年の汚れを落として新年を気持ちよく迎えるためのイベントというのが一般的です。ただ年末ぎりぎりに始めるということもあり、思うように掃除を進められず不完全燃焼に終わってしまうという方も多いのではないでしょうか。スムーズに大掃除を進めるためにはどのようにスケジュールを立てればよいのか、その考え方や組み立て方をご紹介します。

“いつ”行うかを決める際に考えるべきこと

スケジュールを立てる前に把握しておくべきこととは?
大掃除に使うことができる日数や時間、家族の協力が得られる日などについて把握しておくと、無理のないスケジュールを立てることができます。では大掃除のスケジュールを上手に立てるには、事前にどのようなことを把握しておけばよいのでしょうか。

●まずは年間行事と祝日を把握
年に一度の大掃除なのだから家中を徹底的にお掃除したい、と思っていても、掃除に使える日数には限りがあります。ただ同じ日数でも休みの日などを上手く活用すれば掃除に使える時間を多くとることができるので、まずは年間行事や祝日について確認しましょう。

祝日についてはカレンダーをチェックし、わかりやすいようにしるしをつけておくことをオススメします。ただ休みの日であってもクリスマスや大晦日、ご家族の誕生日といったイベントがあっては掃除という雰囲気ではなくなってしまうので、大掃除の計画を立てる前にはあらかじめ決まっている年間行事についてもチェックしておくとよいでしょう。

●学校、仕事の予定もしっかり確認
大掃除をしようとしても、仕事で大切なプロジェクトを抱えていたり、試験などを控えていたりしては、それどころではなくなってしまいます。そこで大掃除のスケジュールを立てる前には、学校や仕事の予定についても把握しておきましょう。

仕事や学校の予定がひと段落するのはいつなのか、反対に、掃除が難しい日はいつなのか、といったことを考えながら予定をカレンダーに書き込んでみましょう。ここまで作業を進めると、「掃除ができない日」がはっきりしてきます。

●ゴミ収集日の把握も欠かせない
大掃除のスケジュールを立てる前は、ゴミ収集日についても把握しておくようにしましょう。燃えるゴミのように収集日が多く、年末になっても収集してもらえるようなものは特に問題ありませんが、資源ゴミや粗大ゴミなど、収集日が少ないものについては要注意です。
大掃除をして家がきれいになったのに収集のタイミングを逃してゴミが残ったままとならないよう、収集回数が少ないゴミの収集日については、特に念入りにチェックしておくことをオススメします。

こうして掃除ができない日やゴミ収集日などをカレンダーに書き込んでいくと、大掃除を始めるタイミングが見えてきます。“いつ”行うのかさえ決めればあとは掃除する場所や掃除にかかる時間について考えていくだけなので、より効率的で無理のないスケジュールが立てられるようになります。


家族構成や住居の種類によって考え方の違いはある?

大掃除のスケジュールは、一人暮らしか、子どもがいるかといった家族構成や、マンションか、一戸建てかといった住居の種類によっても、その考え方が変わってきます。ここからは、家族構成や住居の種類によってスケジュールの立て方をどう変えていけばよいのか、詳しくみていきましょう。

●家族がいる場合のスケジュールの立て方
大掃除では力仕事や高いところでの作業が必要になることもありますが、そういった場合は男性が行うことで、掃除にかかる時間を短縮できます。また掃除しなければならない部分がたくさんある場合、家族で役割分担することで効率よく大掃除を進められるようになります。

そこでスケジュールを立てる際は、家族の予定も把握しておくようにしましょう。夫婦それぞれの休暇や仕事納めなどについてはもちろん、忘年会や帰省の予定についてもチェックしておくとよいでしょう。まずはお互いに時間が取れる日を確定し、その日を基準にスケジュールを立てていくのもオススメです。

また子どもがいる家庭の場合、学校や部活、友達との予定などについて把握しておくと、掃除に専念できる時間帯や子どもに掃除を手伝ってもらうことができる時間帯などがはっきりしてきます。
子どもがまだ小さく目が離せない場合は、実家の協力を仰いで数時間預かってもらう段取りをするのもよいでしょう。

大掃除のスケジュールは自分だけでなく、家族の予定についても考えながら立てていくことが大切です。

●一人暮らしのスケジュールの立て方
一人暮らしの人が大掃除のスケジュールを立てる場合、基本的には自分の予定とゴミ収集日を把握しておくだけでOKです。ただ自由度が高いだけにダラダラ作業を進めてしまう可能性があるので、「この日に大掃除をする」と決めたら時間割を作成し、それに従って作業を進めていくようにしましょう。
一人暮らしの人は家族で暮らしている人に比べて掃除をする場所や範囲が少ないので、集中的に作業をして1~2日で終わらせてしまうのもオススメです。

●一戸建てかマンションかによって掃除にかかる時間が違う
大掃除のスケジュールを立てるときは、どの部分の掃除にどのくらいの時間がかかるのか、ということを考慮しなければなりません。しかし一戸建てとマンションでは、掃除すべき場所の数や手間に違いがあります。
というのも一戸建てには階段や庭などマンションでは不要な部分があり、多くの場合、部屋数も多い傾向にあります。また各階にトイレがある場合、その分だけかかる時間も多くなります。

そのため大掃除のスケジュールを立てるときは、住居の種類などによる特徴についても十分考えておく必要があります。

【大掃除】年間のスケジュール

大掃除をするのは年末?それ以外?春夏秋冬適切な時期は?
大掃除は年末にするもの、というのが一般的なイメージですが、大掃除に適した時期は年末だけに限られません。では、春夏秋冬、大掃除に適しているのはどの季節なのでしょうか。またそれぞれの季節に大掃除をすることには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

●秋こそ大掃除に適した季節!?
年の瀬にやるものというイメージがある大掃除。しかし大掃除をするのに適しているのは、年末ではなく「秋」なのです。

お掃除の効率は、「湿気」に大きく左右されます。例えば窓掃除をする場合、湿気の多い日に掃除をすることで窓の汚れが浮きあがり、作業がスムーズになります。
秋は適度な湿気があり、掃除をするのに適しています。

またレンジ周りや換気扇の油汚れは気温が下がるにつれて固くなります。そのため本格的な冬を迎える前に掃除を始めておけば、比較的簡単に汚れを落とすことができます。

さらに秋は、ハウスダストが急増する季節です。ダニが繁殖しやすいのは春~夏にかけてですが、ダニは孵化後2~3カ月で死ぬため、秋には死骸や糞が空気中に充満します。そのため秋に床やカーテン、布団などをしっかり掃除しておけば、ハウスダストの増殖を防ぐことができます。

大掃除の際には窓を開け放つので、本格的に寒くなる前に済ませてしまうほうが楽かもしれません。また早めに大掃除をしておけば、ゆとりある年末を過ごすこともできます。
ただし秋は年末ほどまとまった休みをとれないので、家族で協力しながら無理のない範囲で作業を進めるようにしましょう。

●年末に大掃除をするメリット・デメリット
平安時代から行われてきたという年末の大掃除には、一年の穢れを清めてお正月の神様をお迎えするという意味があります。そして現代でも、「新年を気持ちよく迎える」ため年末に大掃除をする人はたくさんいます。
気持ちに区切りをつける、すがすがしい気持ちで新年を迎える、といった意味では年末に大掃除をすることにもメリットはあるでしょう。ただし真冬に大掃除をする場合、いくつか注意しなければならないことがあります。

気温が下がると、油汚れが固まって落ちにくくなったり、洗濯物が乾きにくくなったりするなど、春~秋に比べて時間がかかります。また年末は仕事や忘年会、イベントなどで忙しく疲れがたまりやすいため、ぎっくり腰など、けがのリスクも高くなります。

そのため、各部分の掃除にかかる時間を多めに考えたうえで余裕をもったスケジュールを組むとともに、重いものを持つときや前かがみになるときは慎重に体を動かすようにしましょう。

●春~夏に大掃除をするメリット・デメリット
日が長くなる春から夏は、寝具やカーテンといった大物を洗うには適しています。
また壁やクロスには、冬の間の暖房によって舞い上がったほこりがたくさんついています。そのためこの時期は壁やクロスの掃除をするのにも適しています。

ただし春から夏にかけてはダニが繁殖しやすくなるため、掃除後はしっかり乾拭きして水気を残さないようにしておかなければ、梅雨の時期など湿気の多い時期はカビが発生しやすくなることがあります。そのうえで、秋以降にもう一度入念な掃除をすれば、より効果的です。
春~夏は「よく乾かすこと」を念頭に、壁やクロスの掃除や大物洗いを中心とした大掃除をするとよさそうです。

大掃除に必要な日数はどのくらい?

いつ大掃除をするのか決めたら、次は大掃除に何日かけるのかを決めましょう。では、日数はどのくらいを想定しておけばよいのでしょうか。

●大掃除に必要な日数は2~4日
大掃除を1日でやろうとすると、無理が生じてしまいます。そこで、まずは、キッチン、浴室、子ども部屋、リビング、と大掃除をする場所をリストアップしてみましょう。次はその場所ごとに掃除する部分をさらに細かくリストアップします。

例)浴室の掃除をする場合
・浴室ドアのパッキンのカビを取る
・天井や壁の掃除
・浴槽内の掃除
・浴槽のふたの掃除
・蛇口を磨く
・鏡についた水垢などの汚れを取る
・換気扇の掃除
・照明の掃除
・排水口の掃除
・シャワーヘッドやシャワーホースの掃除
・窓の掃除
・浴室の床の掃除
・シャンプーラックなど小物類の掃除

床にすのこやバスマットを敷いている場合は、それらもリストアップしておきましょう。

次に、それぞれの作業を所要時間ごとに分けます。
・5分以内でできる作業
・5~30分でできる作業
・30分~1時間でできる作業
・1時間以上必要な作業

あとはリストアップした作業にかかる時間を足すことで、大掃除に必要な時間がわかります。1日まるごと掃除にあてられる場合は2日程度、午前中だけ、午後の数時間だけといったように掃除にあてられる時間が限られている場合は3~4日程度を想定し、家族の予定やゴミ収集日などについても考えながら、スケジュールを立てましょう。

●掃除をする場所の数や広さによって日数が変わる
大掃除に必要な日数は、掃除する場所の数や広さ、細かい部分をどこまで掃除するか、といったことによって変わります。
例えばマンションの場合は庭掃除や階段掃除をする必要がないため、一戸建てに比べて必要な日数(時間)が少ない傾向にあります。また一家で掃除をする場合は、複数の場所を同時進行できるため、時間や日数を大幅に短縮することができます。

●短時間で終わる作業は「ついで掃除」がオススメ
大掃除というと「大変」「時間がかかる」というイメージが先行しがちですが、リストアップしてみると5分以内でできる作業が多いことに気付くはずです。こういった短時間で終わる作業は、なにかの“ついで”に終わらせてしまうことをオススメします。

例1)お風呂に入ったついでに小物類の掃除をする
例2)トイレに行ったついでに棚のほこりをはらう

短時間でできる作業をコツコツこなしておくと大掃除に必要な日数を短縮できるので、日々の生活の中に「ついで掃除」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

【大掃除】期間中のスケジュールは?

大掃除はどのような工程でどこからやればいいの?
大掃除をいつやるのかを決めたら、次は具体的な工程を決めていくことになります。より効率的に大掃除を進めるには何から始め、どのような工程で掃除すればよいのでしょうか。

●まずは捨てる作業を終わらせよう
大掃除には、「捨てる」作業がつきものです。掃除中に出るゴミについては後で処分するしかありませんが、資源ゴミや粗大ゴミなど、あらかじめ捨てることが決まっているものについてはゴミ収集日に合わせて処分しておきましょう。またクローゼットなど収納スペースの整理をする場合は中のものを一度全て出してみると、いるモノ・いらないモノを分類しやすくなります。
大掃除を年末に始める場合も「捨てる」作業だけは11月中にやっておくと後の作業がとても楽になります。

●掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」
大掃除は、順番を守って作業を進めることが大切です。掃除の基本は「上から下へ」と「奥から手前へ」で、高いところから順に、そして奥から手前に向かって掃除するようにしましょう。

例えば2階建ての家に住んでいる人の場合、
1.2階の奥の部屋
2.2階の手前の部屋
3.階段
4.1階のリビングや和室
5.キッチン、トイレ、バスルームなど
6.廊下と玄関
といった流れになるように、大掃除の工程を決めます。
またマンションの場合はバルコニー(ベランダ)から始め、奥の部屋から手前の部屋に向かって掃除ができるような計画を立てるとよいでしょう。

「上から下へ」「奥から手前へ」という掃除の基本は、部屋単位の掃除の工程を決める場合も同じです。以下のような順序で作業を進めていくとスムーズな大掃除ができるので、参考にしてみてください。

【部屋・リビング掃除の工程】
カーテンを外す→天井→照明器具→カーテンレール→壁・柱→ふすま・障子→家具→窓・サッシ・網戸→床の掃除機がけ→家電→床の拭き掃除

【浴室掃除の工程】
天井→換気扇→壁→照明や壁→ドアや窓→浴槽→小物類→床→排水口

【トイレ掃除の工程】
天井→換気扇→照明→キャビネットやトイレットペーパーホルダー→水洗タンク→便器・温水洗浄便座→床

大掃除の順番や優先度はどうやって決めるの?

気になるからとやみくもに掃除をしていると、いくら時間があっても足りません。限られた時間のなかで大掃除を終わらせるには、どこを優先的に掃除するのか、どの順番で掃除するのかを決めておくことが大切です。

●まずは汚れ具合をチェックしよう
大掃除のスケジュールを決めるとき、掃除する場所を細かくリストアップして所要時間ごとに分類しましたが、ここで一度、家中の汚れをチェックしてみましょう。そしてチェック結果をもとに、各部分を【ひどい汚れ】【まあまあの汚れ】【軽い汚れ】の3段階に分類します。
レンジ周りは頑固な油汚れがあるから【ひどい汚れ】、水道の蛇口には水垢がついているから【まあまあの汚れ】、食器棚はほこりをかぶっている程度だから【軽い汚れ】というように、キッチンひとつでもよく観察してみると部分ごとに汚れの差が見つかるはずです。

汚れがひどいと長い時間がかかる可能性があり、汚れの程度が軽いと短い時間で終わる可能性があります。そこで汚れ具合のチェックが終わったら、最初に考えた掃除の所要時間について微修正を加えましょう。そうすると、どの部分を重点的に掃除しなければならないのか、どの部分の掃除に時間がかかるのか、といったことがはっきり見えてきます。

●重点的に掃除する部分を決めよう
大掃除の優先度を決めるには、自分がどの部分を重点的に掃除したいのか明確にすることも大切です。目につきやすい部分、手で直接触れる部分、ニオイがする部分、細菌・雑菌が繁殖しやすい部分など、どの部分が特に気になるのかじっくり考えてみてください。同程度の汚れでもそれが目に見える部分なのかそうでないのかによって、優先的に掃除すべき部分が変わってきます。

●優先的に掃除したい部分から当てはめていく
どの部分の汚れがひどいのか、どの部分を重点的に掃除したいのかが明確になったら、タイムスケジュール表に、優先部分を当てはめていきます。
まず1時間以上かかる部分を、次に30分程度でできる部分を、さらにその隙間で簡単な掃除をするようにスケジューリングすると、より効率的で無駄のない大掃除ができます。

【大掃除】1日毎のスケジュールは?

午前と午後で優先的にすべき掃除はある?
大掃除は1日を午前と午後に分け、それぞれの時間帯に適した作業をしましょう。午前と午後ではそれぞれすべき掃除が異なりますので、どの時間帯にどんな掃除をすればよいのか、詳しく見ていきたいと思います。

●部屋の掃除は午前中に済ませよう
部屋の掃除は、午前中に済ませておくことをオススメします。
部屋の中で人が動くと衣類に付着したほこりや抜けた髪の毛などが床に落ち、体からも皮脂汚れが排出されます。また床や壁に付着したほこりは、人が動くことで舞い上がります。そして空気中に舞い上がったほこりは、すぐには落ち着いてくれません。
そのため人がよく動き回る時間に部屋の掃除をしても、ほこりを完全に取りきることができないのです。

そこで部屋の掃除は午前中に、それもできるだけ早い時間帯に済ませておくことをオススメします。人が活発に動き回らない午前中であれば、ほこりが舞い上がっていないため効率よく掃除することができるからです。

●窓拭きも午前中がオススメ
窓拭きも、午前中に済ませておきたい作業のひとつです。
窓には空気中に舞い上がった土ぼこりがたくさんついているため、乾燥した状態では汚れが落ちにくくなります。この点、早朝の窓は室温と窓面の温度差によって結露したり湿気が多くなっているため、汚れが浮きやすいのです。また午前中は窓の汚れがよく見えるのですが、太陽の位置が高くなるとガラスに光が反射するため汚れが見えにくくなります。
効率よく掃除を進めるためにも、拭き残しを防いで窓ガラスをきれいに仕上げるためにも、窓掃除は午前中に済ませておきましょう。

●午後は水まわりや細かい部分の掃除がオススメ
午後からは、トイレやバスルーム、レンジフードやガスレンジまわり、換気扇といった細かい作業が必要な部分をすることをオススメします。
また換気扇やレンジなどは「つけ置き洗い」にしておきその間に他の作業をすると、掃除にかかる時間を短縮できます。

●【大掃除】1日毎のスケジュール例
1日毎のスケジュールは、優先的に掃除したい部分や汚れの程度などによって変わります。ここでは、2階建ての家を2日間かけて掃除する場合のスケジュールを組み立ててみましょう。

【1日目:2階の部屋の掃除】
8:30~9:30カーテンを外し、洗濯しておく。天井や照明、棚の上、家具、家電などのほこりを落とす。
9:30~10:30 窓拭き、カーテンレールの掃除をする。
10:30~12:00 掃除機をかけたあと、拭き掃除をする。巾木も忘れずに拭く。
階段や2階廊下の掃除機がけと拭き掃除も、忘れずにやっておきましょう。

【2日目:1階の掃除】
午前の部…リビングと和室の掃除
9:00~10:00 カーテンを外し、洗濯しておく。天井や壁、照明、柱、棚、家電、家具などのほこりを落とす
10:00~11:00 窓拭き、カーテンレールの掃除をする。
11:00~12:00 掃除機をかけたあと、拭き掃除をする。

12:00~13:00 ランチタイム

午後の部…玄関・キッチン・水まわりの掃除
13:00~14:00 レンジ周りや換気扇のパーツをつけ置き洗い。この間に、玄関掃除をする。
14:00~15:30 キッチン内のほこりを払い、拭き掃除をする。
15:30~16:30 調理台やガスレンジの表面、扉面などの汚れを落とすとともに、つけ置き洗いしていたパーツを戻す。
16:30~17:30 トイレ掃除
17:30~18:30 バスルームや洗面台の掃除


つけ置き洗いをしている間に玄関掃除をしたり、空気中に舞い散るほこりが落ち着く間に他の作業をしながらタイミングを見計らって拭き掃除をすると、時間を有効に使うことができます。
また各箇所の掃除にかかる時間は汚れの程度によっても変わってくるので、大掃除のスケジュールは、各箇所の掃除にどのくらいの時間がかかるかを想定したうえで調整することをオススメします。

各箇所の掃除方法の概要

大掃除をスケジュール通り進めるためには、各箇所の掃除方法について把握しておく必要があります。ここからは、各箇所の掃除をどのように進めればよいのか、その概要について見ていきましょう。

●リビング掃除の方法
1. カーテンを外し、ほこりを払ってから洗濯します。ドライマークがついたカーテンなど家で洗えないものについてはほこりを払うだけにするか、事前にクリーニングに出しておき大掃除当日はほこりをかぶらないように外しておくことをオススメします。
2.天井や壁、柱、家電、家具などのほこり払いをします。テーブルやソファなどの家具類は拭き掃除をします。
3.ほこりが落ち着いたら掃除機がけをして、フロアワイパーなどで仕上げます。拭き掃除をしてもよいでしょう。フローリングの溝にゴミが詰まっている場合はつまようじや竹串など先のとがったもので掻き出すと、きれいに除去できます。

●窓周りの掃除の方法
1.レジャーシートなどを部屋の窓際(窓の内側)に敷いて、窓掃除の際に生じるほこりが屋内に入らないようブロックします。
2.モップや使わなくなった靴下、タイツなどを使って網戸をなで、ほこりを除去します。
3.かたく絞った雑巾を両手に持って網戸を挟み、力を均等に入れて網戸の汚れを拭き取ります。左から右、上から下へと規則正しく雑巾を動かすと、拭き残しなくきれいに掃除できます。
4.窓ガラスの表面に付着したほこりや砂粒を洗い流します。窓ガラスの表面に砂粒が残っていると次の工程を行うときにガラス表面を傷つけてしまうので、ホースでガラス表面に水を流しながら、洗車ブラシで砂粒などの汚れを十分に落としましょう。ホースが届かないところは、雑巾とバケツに入れた水を使って洗い流します。
5.スクイジーを使って水気を除去し、乾いたタオルで残った水滴を拭き取ります。
6.サッシ下のレールに水を少量流し、使わなくなった歯ブラシなどを使って汚れを掻き出しながら洗います。残った水分は、割りばしなど細い棒に布を巻き付けたものを使って拭き取ります。

●トイレ掃除の方法
1.手洗いボウルの黒ずみはクリームクレンザーをスポンジにつけ、こすって落とします。ただし樹脂製のものなど素材によっては傷がつく可能性があるので、目立たない部分で試してから掃除するようにしましょう。
洗剤を使っても落ちない頑固な汚れは、サンドペーパー(2000~1500番)でこするときれいに落とせます。ただしサンドペーパーでこすると傷がつく可能性があるので、この方法はあくまで最終手段として考えておきましょう。陶器にサンドペーパーを使う場合は、水をたっぷりつけておくと摩擦抵抗が少なくなり掃除による傷を最小限に抑えられます。
2.温水便座のノズルやそのまわりについた汚れを、柔らかい布で水拭きして落とします。汚れが酷い場合は、台所用中性洗剤を薄めて布に含ませてから拭くと、きれいに取ることができます。またリモコンや操作部の汚れについても、布や綿棒で落としておきましょう。
3.便器の蝶番まわりについた汚れは、水を吹き付けたうえで布などを使って拭き取ります。便器の内側の汚れについては、クリームクレンザーを使って落とします。
4.便器の側面と床を水拭きして仕上げます。

●浴室掃除の方法
1.浴室の中にある小物類を外に出し、浴室全体にお湯をかけて湿らせます。
2.お湯をかけると天井や壁についた汚れがゆるむので、【天井→換気扇→壁→照明や鏡→ドアや窓→バスタブ→床→排水口】の順に、浴室用洗剤を使って洗います。予め外に出しておいた小物類も洗っておきます。
3.シャワーを使って天井や壁、鏡、ドア、バスタブ、床などを洗い流します。
4.水滴を除去して仕上げます(カビを予防するため)。

●玄関掃除の方法
1.古い歯ブラシを使って、インターホンや表札にたまったほこりを掻き出します。
2.ドアクローザーやドアの外についたほこりを除去し、水スプレー+ボロ布で水拭きします。
3.ドアの内側についても、同じ要領で掃除します。
4.下駄箱の中を掃除し、ほこりが落ち着いてきたら掃除機をかけます。

●キッチン掃除の方法
1.シンクの排水口を塞ぎ、切り開いて1枚ものにしたゴミ袋を敷いて固定します。
2.その中にレンジや換気扇の部品をいれ、お湯で薄めたつけ置き洗剤を加えて1時間ほどつけ置きます。
3.つけ置きしていた部品を取り出し、ブラシを使って汚れをきれいに落とします。シンク内の洗剤液は、ゴミ袋に切れ目を入れて排水口から流します。
4.レンジフード内の頑固な油汚れはヘラや使わなくなったカードなどでこそげ落とします。次に油汚れ用洗剤をスプレーし、レンジフード内はキッチンペーパーで、外や壁面はラップを使って湿布します。
5.汚れを拭き取りながら、レンジフードの湿布を剥がします。除去しきれなかった汚れは、スポンジなどでこすってから水拭きしておきます。
6.ガスレンジの五徳やバナーについた頑固な汚れは、研磨剤やスチールウールを使って除去します。表面や側面については塗装を傷つけないよう、スポンジなどでこすってから水拭きします。落ちにくい汚れがある場合は、洗剤を使ってみるのもオススメです。
7.つけおき洗いした部品を乾拭きしてから取り付けます。
8.調理台やシンクの汚れ、扉面の汚れを落とします。

※強アルカリ洗剤やクリームクレンザーを使うときの注意点
塗装が傷んでいる部分に強アルカリ洗剤を使うと、塗装が剥がれてしまうことがあります。またフッ素コートされているものなど素材によっては強アルカリ洗剤を使うことで変色する可能性があり、扉面の艶が失われてしまうこともあります。調理台などに人造大理石が使われている場合、定期的にクリームクレンザーを使うことで素材特有の艶が失われてしまったというケースも。
油汚れ用洗剤や研磨剤、クリームクレンザーなどは、目立たない部分で試してみてから使うことをオススメします。

スケジュールを立てるときに気をつけるポイントと事前にやっておきたいこと

掃除道具をそろえておこう

大掃除のスケジュールを立てるときは、掃除に必要な道具についても確認しておきましょう。どのような掃除道具がいるのか、掃除する箇所ごとに書き出してみるとわかりやすくなります。
油汚れ用洗剤やクリームクレンザーなど普段あまり使わない洗剤は中身がほとんど残っていないこともあるので、必要な掃除道具がわかったらそれらがそろっているか確認し、足りないものは早めに購入しておくようにしましょう。また窓まわりやキッチン、お部屋などいろいろな箇所の掃除に使うボロ布や雑巾は、多めに用意しておくことをオススメします。
事前に十分な準備をしておけば途中で買い出しに出る必要がないため、大掃除に専念することができます。

●捨てる場所をつくり、道具はひとまとめに
大掃除をすると必ず出てくるゴミ。その都度ゴミ袋に入れていくのですが、袋の口を毎回開くのも手間です。そこで大掃除の前には段ボール箱とゴミ袋を使い、「捨てる場所」をつくっておきましょう。
つくり方はとてもシンプルで、大きめの段ボール箱にゴミ袋をセットし、ガムテープで固定するだけでOKです。

また用意した掃除道具は置き場所を決めてひとまとめにしておくと、掃除道具を探す手間が省けてスムーズな作業ができるようになります。例えば部屋の中心にブルーシートを敷き、その上に掃除道具をまとめて置いておく、というのはいかがでしょうか。

作業内容をリスト化して役割分担を明確に

あらかじめスケジュールを立てていても、計画通りに大掃除を進めるのは難しいものです。そこでスケジュールを立てるときは、作業内容を細かく書いたチェックリストをつくっておきましょう。どこをどのくらい掃除するのか詳しく書かれたチェックリストがあると大掃除の進み具合を可視化できるためモチベーションが上がり、うっかり掃除するのを忘れていた、といった事態も防げます。

また家族で大掃除をする場合は、誰がどこの掃除をするのか役割分担を決めておくことをオススメします。力仕事や高いところの作業はお父さん、子ども部屋の片づけは子ども、といった具合に役割分担が明確になっていると自分が掃除すべき場所がはっきりわかるため、家族一人ひとりが責任をもって掃除ができるでしょう。

●チェックリストに載せるべき項目
大掃除のチェックリストには、以下のような項目を盛り込みましょう。
・日付
・掃除の順番
・掃除をする場所
・掃除の内容
・汚れの程度
・掃除に必要な道具
・担当者

まとめ

大掃除のスケジュールを立てる前に把握しておくべきことやスケジュールを立てるときの考え方、事前にやっておくべきことなど、いろいろな知識をご紹介しました。大掃除を成功させるには、上手にスケジュールを立てなければなりません。近々大掃除をする予定がある方は、ここでご紹介したことを参考に大掃除の計画を練ってみてはいかがでしょうか。

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