「家事のミカタ」はハウスクリーニングや家事代行の情報をはじめ、家事や暮らし、子育てに関するコラムを掲載しています。
2017/03/13 (月)

気になる!家政婦・家事代行の料金相場と作業時間はどのくらい?

取材・文/小宮山悦子

写真:PIXTA

 一般家庭での利用も増えて、話題を集めている家政婦・家事代行サービス。忙しくて家事が片付かないと悩んでいるなら利用を考えてみてはどうでしょう。そこで今回は、家政婦や家事代行のサービス内容と、気になる料金相場や作業時間についてご紹介しましょう。

家政婦・家事代行のサービス内容とは?

 家政婦や家事代行サービスはお金持ちが利用するものと思っていませんか? そんなイメージはすっかり過去のもの。お話を伺った家事代行会社「カジスルー」の西村さんによれば、「当社の場合は、30~40代の共働きの方や小さなお子さんがいるファミリーのお客様が多いですね。単身者の男性や女性の利用も増えています」。最近は幅広い年齢層や世帯に家政婦・家事代行サービスの利用者が広がっています。

 仕事や子育てに追われて忙しい毎日を送る人にとって家政婦や家事代行は、たまりがちな家事のストレスを解消してくれる嬉しいサービスです。数年前からインターネットを使ってサービスを提供する会社が増加。従来は申し込みからサービス開始まで1週間から10日ほどかかっていましたが、パソコンやスマホから手軽にネット予約ができる会社が増え、なかには申し込んだ翌日からサービスを受けられるところも出てきました。一般の家庭にも使いやすい料金になり、家事代行サービスがぐっと身近になっています。

 では、いったいどんなサービスが受けられるのでしょう? 一般的には、掃除全般から料理、買い物、洗濯、アイロン、布団干し、整理整頓、ゴミ出しなど、日常的なあらゆる家事を依頼することができます。なかでも掃除はもっともニーズのあるサービスで、掃除機がけ、風呂掃除、キッチン掃除、トイレ掃除、床拭き、窓掃除などにきめ細かく対応してくれます。会社やプランによっては、水まわりやキッチンまわりを重点的に掃除してほしいといった依頼も可能です。ただし、エアコンやレンジフードなど専門的な掃除はサービスの範囲外になります。基本的に自宅にある掃除道具や洗剤を使って行う日常的な掃除であり、ハウスクリーニングとは違うということを覚えておきましょう。

 散らかった部屋を何とかしたいという人は片付け・整理整頓の代行サービスを、料理をする時間がない人や料理が苦手な人は料理の代行サービスを頼むこともできます。出産前後に家事を全面的にサポートしてくれる妊婦さん向けプランや、シニア向けに買い物の代行や病院の付き添い、話し相手といったサービスを提供しているところもあります。

家政婦・家事代行の料金相場・作業時間は?

写真:PIXTA

 家事代行サービスは週1回、あるいは月2回以上などの定期利用契約が一般的です。1時間当たりの料金相場は2000~3000円台、1回2時間、もしくは3時間以上、30分単位で利用できるところが多いです。サービス料のほかに、毎回別途、交通費がかかるケースがほとんどです。

 家事代行会社に鍵を預けて、不在時にサービスを受けることもできます。その場合は別途、鍵の保管料がかかるケースが多いです。また、専任制を取っていない会社では、いつも同じスタッフに来てもらうと指名料がかかるところもあります。

<家事代行サービス>
●週1回、あるいは月2回以上などの定期利用が一般的
●料金相場は1時間当たり2000~3000円台
●1回2時間、もしくは3時間以上の利用が多い
●スタッフの交通費
●鍵の保管料やスタッフの指名料が必要な場合も

 同じ2時間でも部屋の広さや汚れ具合によって掃除できる範囲は違ってきます。定期利用を考えているなら、1回当たりの時間や頻度をよく検討し、自分の家に合ったサービスを選びましょう。

 会社によっては定期利用のほかに、必要なときだけのスポット利用も可能です。「急に来客があるので掃除を手伝ってほしい」「ママ友を招いてホームパーティーをするので料理をつくってほしい」といったニーズに対応してくれる便利なサービスです。定期利用の場合より料金は高めの設定になることが多いですが、お試し感覚で使ってみるのもいいでしょう。

 目的別・料金別に複数のプランを設けている会社もあれば、シンプルに時間単位で希望のサービスを提供する会社もあり、料金システムはさまざまです。利用頻度によってお得な料金設定になっていると定期利用がしやすいでしょう。会社によっては利用料に加えて入会金や年会費が必要なケースもあります。

 なお、家政婦紹介所に家政婦を紹介してもらう場合は、一定の紹介料がかかり、利用者と家政婦の直接契約になります。家政婦は働く時間が長いため日給制が多く、料金は直接本人に支払います。注意したいのは何かトラブルが起きたとき。家事代行サービスでは多くが損害保険に加入しトラブル時には会社が責任をもちますが、直接契約の家政婦の場合、家政婦紹介所は責任を負わないということを覚えておきましょう。

<家事代行サービスと家政婦の違い>
●【契約】家事代行は会社と契約。家政婦は本人と雇用契約を結ぶ
●【トラブル対応】家事代行会社は損害保険に加入。家政婦紹介所は責任を負わない
●【料金体系】家事代行は時間制。家政婦は日給制が多い
●【料金の支払先】家事代行は会社。家政婦は本人
●【紹介料】家事代行は不要。家政婦は家政婦紹介所に支払う

家政婦・家事代行は曜日や時期によって、料金は変わる?

写真:PIXTA

 家政婦・家事代行サービスは平日に限らず、土日や祝日に依頼をすることもできます。平日でも祝日でも料金は変わらず、時期による価格差もないケースが多いです。

 単身者や共働きなど留守がちな人は、休日にサービスを依頼してもいいでしょう。一般的にはサービスの開始時と終了時に立ち合うルールになっていますが、ずっと家にいる必要はありません。スタッフが作業を行っている間にジムに行って汗を流したり、買い物を済ませたり、家族で食事に出かけたり、貴重な休日を家事に追われることなく有意義に過ごすことができます。

 信頼できる家事代行会社とスタッフが見つかれば、不在時に家事代行サービスを頼んでも。留守中に家事が片付いていれば、帰宅後はきれいな部屋でリラックスできて、さらに充実した時間を過ごせるでしょう。

家政婦・家事代行で家に来るのはどんな人?

写真:PIXTA

 家政婦・家事代行サービスを利用するときに一番気になるのが、どんな人が来てくれるのかという点ではないでしょうか。サービスを行うスタッフは、各社の教育・研修を受けた“家事のエキスパート”です。主婦として家事の腕に磨きをかけてきた40代~60代の女性スタッフが多く、限られた時間内にテキパキと家事を片付けてくれます。最近は20代、30代で家事代行の仕事を志す人が増え、若手スタッフが活躍している会社もあります。

 大切な家を任せるのだから信頼のおけるスタッフに頼みたい。そんな利用者の気持ちに応えるべく、家政婦・家事代行サービス会社ではスタッフの教育・研修に力を入れています。「しかし、初めて利用するときに、信頼できるスタッフかどうか見抜くのは難しいでしょう。どんな教育や研修を行っているか各社の制度を確認してみてください」(カジスルー 西村さん・以下同)

 プロとしての幅広いスキルを身につけられるだけの研修を行っているかどうか。気持ちよく利用するためには、実技だけでなくマナー指導を徹底しているかどうかがチェックするポイントです。「会社によっては訪問するスタッフの写真やプロフィールを事前に確認できるところもあります。身だしなみや表情などを自分の目で見ることで、より安心してまかせられるでしょう」

 家事代行サービスを定期利用する場合は、毎回別の人が来るより同じスタッフに継続して頼みたいという人も多いはずです。専任制を取っている会社であれば基本的にいつも同じスタッフに担当してもらえ、コミュニケーションも取りやすいでしょう。

写真:PIXTA

 信頼できるスタッフに来てもらえれば、安心して家事を任せられ、忙しい毎日にゆとりが生まれるはずです。幅広い知識をもつ家事のエキスパートから、手際よく家事をこなすコツやテクニックを伝授してもらえるかもしれません。さっそく自分に合う家事代行サービスを探してみませんか。

取材協力

株式会社カジスルー 
代表取締役社長 西村勇人さん

「カジスルー」は、2015年に元大手家事代行会社のメンバーが立ち上げた家事代行サービス。インターネットによる業務効率化で、良質なサービスを手の届く価格帯で提供。シンプルな料金設定、簡単予約とスピーディーな対応で利用者の支持を集め、業務内容とサービスエリアを拡大中。

取材・文/小宮山悦子

家事代行のカテゴリ

人気記事ランキング集計期間:過去30日分

関連キーワード

ほかのエリアで探す

北海道

東北

甲信越・北陸

中国

九州・沖縄

あわせて読みたい関連記事

ハウスサービス一覧