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2017/03/15 (水)

教えて!一人暮らし(独身)で利用できる家事代行サービスの特徴って?

取材・文/小宮山悦子

写真:PIXTA

 家事代行サービスの利用は、独身の一人暮らしにも広がっています。掃除にしても洗濯にしても、ひとつひとつの量は少なくてもすべての家事を自分でやらなければならないので、忙しいとどうしてもたまってしまいがち。そこで、一人暮らしで利用できる家事代行サービスとはどんなものなのかまとめてみました。

どんな人が家事代行サービスを利用しているの?

 忙しい毎日を送る人にとって家事代行は、たまりがちな家事のストレスを解消してくれるうれしいサービスです。家政婦や家事代行というとお金持ちや年配の人が使うイメージがあるかもしれませんが、そんなイメージはすっかり過去のもの。使いやすい料金やシステムでサービスを提供する家事代行会社が増えて、幅広い年齢層や世帯にサービスの利用が広がっています。

 「当社の場合、共働きのご夫婦や小さなお子さんがいる家庭に次いで多いのが、一人暮らしの男性ユーザーです。20代・30代の女性の一人暮らしのお客様も増えています」と家事代行会社「カジスルー」の西村さん。最近はパソコンやスマホからネット予約ができ、依頼者が不在でもサービスを受けられるなど、一人暮らしの人も利用しやすくなったことが人気の理由といえるでしょう。

 では、一人暮らしで家事代行サービスを利用しているのはどんな人なのでしょう? 利用者の傾向としては、家事に時間を割けない人や家事が苦手な人、自分の時間を充実させたい人などが挙げられます。仕事中心の生活を送る独身男性、同じようにバリバリ働く独身女性など、特に仕事が忙しい人が多く、平日は帰宅が遅く洗濯や掃除をする時間がとれない、貴重な休日を家事でつぶしたくないというのがサービスを利用する理由のようです。

 さらに、初めての一人暮らしで家事が経験ない人、整理整頓が苦手で片付かない部屋を何とかしたいという人、趣味や習い事など自分磨きに忙しい人など。「20代、30代の女性ユーザーのなかには、将来のために家事代行スタッフの仕事ぶりを見て家事スキルを学びたいという女性もいます」(カジスルー 西村さん・以下同)

一人暮らし(独身)の家事代行サービスって何をしてくれるの?

写真:PIXTA

 一般的に家事代行サービスは、掃除から料理、買い物、洗濯、アイロン、布団干し、整理整頓、ゴミ出しなど、日常的なあらゆる家事に対応してくれます。一人暮らしの場合は、掃除や洗濯、ゴミ出し、アイロンがけといった家事を依頼するケースが多いようです。郵便物の受け取りや不在時に窓を開けての換気といった作業に対応している会社やプランもあります。

 掃除には、部屋の掃除機がけや床拭き、トイレやお風呂、キッチンなど水まわりの掃除、窓拭きなどが含まれます。たまってしまった食器洗いも、家事代行で依頼できるサービスの一つです。細かなものでは、靴磨きやベッドメイクといったサービスもあり、一人暮らしの人が週末などの休日にやっていた家事をまとめて頼むことができます。

 また、料理や買い物代行といったサービスも、必要に応じて利用できます。とくに料理の代行サービスは、普段ほとんど外食で手料理に飢えている人や料理が苦手な人にとってうれしいサービス。希望のメニューを伝えれば、料理を得意とするスタッフが手づくりのおいしい料理を用意してくれます。

プロに家事代行を頼むことで得られるメリットとは?

写真:PIXTA

休日にまとめて家事をやっていた人は、家事代行サービスを利用することで、まとまった時間が生まれます。趣味に没頭する、美容院やネイルに行く、ショッピングを楽しむなど、貴重な休日がより充実したものになるでしょう。

また、家事がたまると家の中が雑然としてきてストレスになるものです。仕事から帰ってきてもリラックスできず、かえって疲れをため込んでしまうことも。定期的な家事代行サービスでたまりかけた家事をリセットできれば、ストレスも減り、毎日を気持ちよく過ごすことができます。

家に来てくれるスタッフは、それぞれの会社で研修を受けた家事のエキスパートです。家事が苦手な人は一つ一つ作業に時間がかかりがちですが、手際のいいプロの仕事ぶりを見ることで、効率のいいやり方やテクニックを知ることができるかもしれません。さらに、定期的にプロが掃除を行うことで、きれいな状態を維持しやすくなり、自分で掃除をする頻度が減るのもメリットです。

どんな家事代行サービス・プランがあるの?

 家事代行サービスは週1回、あるいは月2回以上などの定期利用契約が一般的です。1時間当たりの料金相場2000~3000円台、1回2時間、もしくは3時間以上30分単位で利用できるところが多いです。サービス料のほかに、毎回別途、交通費がかかるケースがほとんどです。会社によってはオプションで鍵の預かりサービスを行っており、不在時にサービスを依頼することも可能です。その場合は別途、鍵の管理料がかかるのが一般的です。

 一人暮らし向けの定期プランには、0.5時間から対応しているものもあります。0.5時間の範囲で、リビングや浴室等の掃除、ベッドメイキング、ゴミ捨てなどに対応し、室内の特に汚れやすい場所をきれいに保つことができます。ただし、広さが40㎡まで、あるいはワンルーム・1DKなど単身者向けのコンパクトな住まいが対象。料理はセット料金に含まれないことが多く、別途オプションでの依頼になります。

 家事代行サービスは定期利用のほかに、必要なときだけのスポット利用も可能です。「急な来客があるので部屋の掃除を手伝ってほしい」「友達を呼んでホームパーティをするので料理をつくってほしい」といったときに便利です。定期利用の場合より料金は高めに設定されていることが多いですが、一度お試し感覚で使ってみるのもおすすめです。

家事代行サービスを頼むときの注意点は?

写真:PIXTA

 「一人暮らしの場合、家事についてよく知らない人が多いためか、家事代行サービスとハウスクリーニングを混同しているケースがよくあります」。家事代行サービスが行う掃除は、基本的に依頼者の家にある掃除道具や洗剤を使って行う日常的な掃除です、エアコンやレンジフードなど専門的な掃除はサービスの範囲外。ハウスクリーニングとは違うということを覚えておきましょう。

 一人暮らしには、料理の代行サービスも人気があります。希望のメニューを伝えれば食材の買い出しから調理、キッチンの後片付けまでやってもらえますが、掃除と同様に、依頼者の部屋にある調理道具や調味料を使って行うのが基本です。スタッフが行ってみたら包丁がなかった、ということがないように、最低限のキッチン用品はそろえておきたいものです。

 不在時にサービスを受ける場合は、自宅の鍵を預けることになるので、何より信頼できる会社選びが大切です。また、どんなスタッフが来てくれるのかも気になるところ。「会社によっては訪問するスタッフの写真やプロフィールを事前に確認できるところもあるので、チェックしてみるといいでしょう」

一人暮らしの人にも使いやすく、メリットが多い家事代行サービス。会社によって料金システムやサービス範囲はさまざまなので、いくつかの会社を比較検討することが大切です。自分に合ったサービスを選べば、一人暮らしがもっと充実するはずです。

取材協力

株式会社カジスルー 
代表取締役社長 西村勇人さん

「カジスルー」は、2015年に元大手家事代行会社のメンバーが立ち上げた家事代行サービス。インターネットによる業務効率化で、良質なサービスを手の届く価格帯で提供。シンプルな料金設定、簡単予約とスピーディーな対応で利用者の支持を集め、業務内容とサービスエリアを拡大中。

取材・文/小宮山悦子

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