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2017/03/23 (木)

床(フローリング・畳)掃除の料金相場や所要時間はどのくらい?

取材・文/丸田カヨコ

写真:PIXTA

 毎日キレイに掃除をしているつもりでも、気づいたら汚れが目立ってしまっているフローリングや畳などの床部分。直接肌に触れる部分だからこそ、常にキレイな状態を保ちたいところです。しかし、床掃除は時間がかかるうえ、しつこい汚れの場合は残ってしまう可能性も。定期的にプロによる床掃除サービスを利用したいけれど、料金や時間がどれくらいなのか気になる……というわけで今回は、ハウスクリーニング業者Faithの高島さんに、床掃除について詳しくお伺いしました!

床(フローリング・畳)掃除の料金相場はどれくらい?

 フローリングのクリーニング料金は、Faithさんの基本料金の場合、20平方メートルの洗浄とワックスがけで1万6000円ほど。これに、もともと塗られていたワックスを取り除く「剥離洗浄」も併せてお願いすると、20平方メートルで3万円ほどになります。仕上がりをきれいにするために二度塗りしたり、風合いやすべり止め機能などの特徴があるワックスを塗る場合は、料金が変わってくるそうです。
 ちなみに、剥離洗浄をするとどこが違ってくるのか聞いてみると「もともとのワックスの剥がれ跡を取らずに上から新しいワックスを塗ると、剥がれ跡がボコボコになったり、ムラができて余計目立ってしまうことがあるんです。例えば、お化粧直しをするときは、上から塗り重ねるよりも一度化粧を落としてから直したほうがお化粧のりはいいですよね。それと同じこと。剥離作業をすることで、仕上がりは全体的にきれいになりますよ」(高島さん、以下同)とのことでした。
 また、メニューには載っていないものの、薬剤を使わないフローリングや畳の拭き掃除にも対応してくれます。こちらは広さではなく、作業時間で料金が決まるそう。清掃に来たスタッフさんに、作業前に見積もりを出してもらいましょう。

 床掃除の費用は、掃除をしてほしいフローリングや畳の面積によって変化します。そのため床掃除をハウスクリーニング会社に依頼したいときには、目安となる広さを事前に調べておくとよいでしょう。また目立つ汚れがある場合にも事前に相談をしておくと、より正確に見積もりを取ることができます。

床(フローリング・畳)掃除の作業手順と所要時間は?

写真:PIXTA

 続いて、作業の手順と時間について聞いてみました。

 まずは洗浄とワックスがけの場合。「家具の移動があれば移動させて、掃除機でホコリを取ります。次に、洗浄剤を使って床を洗っていきます。さらに、洗浄剤を落とすために水洗いをして、乾燥した後に再度掃除機をかけて、ワックスを塗っていきます」ワックスを塗るまでに、2回も掃除機をかけるんですね!
作業にどれほど時間がかかるのかについて聞いてみると「お部屋の広さや洗浄にどれくらいかかるかで、時間が変わってきますね。ちなみに1K(20平方メートル程度)のお部屋なら、通常は洗浄からワックスがけまでで30分くらい。その後乾燥させて、1時間半くらいあればいつも通りに使えるようになりますよ」とのこと。
 それでは、剥離洗浄もお願いする場合はどうなるのでしょうか?「剥離洗浄の場合、床を洗う前に剥離剤をまく作業が発生します。ただし、それぞれの床の状態を見て、ワックスをきちんと剥がし、新しいワックスがつきやすくなるところまで考えながら施すので、時間はかかります。
例えば、剥離をしないままワックスを塗り重ねた回数が多ければ多いほど、剥離作業にも手間がかかってしまうんです。プロは床の光り方やワックスの厚みを見ればどれくらい塗り重ねたか分かるので、剥離剤も床の状態によって使い分けていきます」
ちょっと聞いただけでも大変そうな剥離洗浄ですが、いったいどれくらい時間がかかるのでしょうか。「床の状態や、ワックスの塗り方にもよるので、剥離作業にどれくらい時間がかかるかはケースバイケース。ただ、一般的なお宅のリビングなら、約4時間もあればたいてい剥離からワックスがけ、乾燥まで終わると思います」とのこと。

 ただ、床暖房の入っているお宅だと、またちょっと変わってくるのだそう。「作業時間というよりも、ワックスが乾燥するまでの時間が長くなります。表面は乾くけれども、中まで乾ききるのに時間がかかる。普通に上を歩いていただく分には問題ないんですが、終わってから1日は床暖房を入れないようにしたり、物を引きずらないようにとお願いしています」

 もしや床暖房だと、洗浄やワックスの塗り方も違うのでしょうか?
「床暖房の床でも掃除の方法は同じです。ただ、塗りたての場合、表面上は乾いていても、下から温められることでワックスがゆるんできたりすることがあるんです。そこで、念のために1日は床暖房を入れずにおいてもらうようにしているんです」
きれいになった床で、さっそく床暖房を入れてゴロゴロしたいところではありますが、長くきれいに床を使うためには、ちょっとだけガマンです。でも1日待った分、念願かなってのゴロゴロがより快適に感じられるかもしれませんね。

きれいな床を長持ちさせたい!普段はどんなことに注意すればいいの?

写真:PIXTA

 床をきれいにしたり、ワックスをかけたりするのはハウスクリーニング業者にお願いできますが、床をきれいに使うことは住んでいる人にしかできません。最後に、床をきれいに使うコツについて教えてもらいました。

 「お客さまのなかには『ワックスさえかけていれば、どんな汚れがついてもワックスと一緒に落とせる』と考えていらっしゃる方も多いのですが、たとえワックスをかけていても、時間がたつと中に染み込んでしまう汚れはあります」
 つまり、シミになるような汚れはすぐにふき取るのが基本ということですね。ちなみに、クレヨンやマジックペンなど油性の汚れを落とす方法は、インターネットなどでさまざまなものが紹介されていますが、汚れと一緒にワックスを剥がしてしまう方法も多いので要注意なのだとか。
 また、思いもかけないようなものでもシミになってしまうことがあるそう。
 「フローリングの床の上に直接、車のタイヤを置いていたお客さまがいまして。タイヤを移動してみたらタイヤの跡がシミになっていたのです。『この跡を取ってください』と頼まれたのですが……こうなってしまうと残念ながら、ちょっと跡を薄くする程度しかできませんでした」。なんと、物を置いておくだけでシミになることがあるとは……! 家具や家電など“床に置くことを想定している”以外のものを床に置くときは、置いても大丈夫かどうかを意識しておきたいところですね。

 予約も簡単なうえ、プロの技術でフローリングや畳をキレイにしてくれる床掃除。きれいな状態を保つためにも、定期的に床掃除のサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

取材協力

株式会社Faith
エアコン掃除、キッチンや浴室などの水まわり、床や窓など、お客様の家をプロの技術でキレイにするハウスクリーニング会社。東京を中心に、1都3県でサービスを提供する。

取材・文/丸田カヨコ

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