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2015/10/05 (月)

出産後の体に負担をかけない家事のしかた

SUUMOハウスサービス編集部
産後のママは、出産で受けたダメージや疲労を回復させることが必要です。ここで気になるのが、家事はどれくらいできるものなのかということ。産後の家事のコツや注意点について、川島産婦人科医院の生駒美穂子先生に聞いてみました。「床上げは通常、産後から1カ月が目安といわれていますが、現実的にはそんなにお休みするのは難しいですよね。赤ちゃんの世話が始まりお母さんも食事を取らないといけないので、病院から退院後にすぐ再開されている方が多いと思います」(生駒さん 以下同)

頑張り屋さんは要注意! 家事は無理せず休みながら

産後に気を付けたい体の症状はありますか?

「産後の女性に多い症状に、分娩時の切開の縫合部の痛みがあります。分娩のしかたにもよりますが、初産で正常な経膣(けいちつ)分娩で出産を終えた人でも、会陰切開をする人が90%以上です。また、帝王切開をした方は腹部にある傷が痛みます」

もうひとつ、乳腺炎に悩む方も多くいるそうです。

「乳腺炎になった場合、高熱が出たり、乳房が真っ赤に腫れたりすることがあります。お産をした病院に行って診察を受けましょう。ほか、貧血にも注意がひつようです。分娩時に出血が多かった方や鉄剤を処方されている場合は、めまいを起こすこともあるので、貧血が起きたらなるべく安静にしましょう」

産後の家事は、パートナーの協力が必須!

出産によって、デリケートになっているママの体調。産後の家事で気を付けるべきこととは?

「切開を入れた会陰部や帝王切開をした腹部の痛み、乳房痛などがあると、そこをかばうかたちで家事をすると思います。無理をせず、体調を整えながら行いましょう」

また、体調が優れないときはパートナーに具体的に伝えると、理解を得やすいそうです。

「最近はイクメンパパが増えていますが、ママが自分の思いを理解してもらえないと感じていることは少なくないようです。でも、男性側からすると、自分が経験していないだけに女性の体調の変化には気付きにくいもの。余裕がない場合や体調不良など、『こういうところが辛い』と具体的に伝えると、相手の理解も得られやすいと思いますよ」

新生児の場合、夜泣きなどがあるため寝不足に悩むママは少なくありません。そんなときは、子どもが昼寝をしたときに家事をする手を止めて、一緒に寝て体を休めるのも産後のママには重要な休養です。

出産という大仕事を終えた後、パートナーも忙しい場合は、家事代行サービスも視野に入れてみるのも良いかもしれません。これから始まる長い子育て期間に備えて、パートナーとも協力しつつ、家事と育児を両立させていきましょう!

Profile

生駒美穂子先生
川島産婦人科医院 副院長。妊婦さんとの会話を重視した診察が特徴。総合病院とは違った細かいケアと精神的なフォローをしてくれる。

SUUMOハウスサービス編集部

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