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2015/12/24 (木)

“こんまりメソッド”でクローゼット内の洋服・バッグを収納するコツ

取材・文/平野友紀子 編集/ノオト
日に日に増える洋服やバッグ。気が付けばクローゼットの中がいっぱい! そこで、「こんまり」先生こと近藤麻理恵さんが顧問を務める「日本ときめき片づけ協会」にクローゼットの収納方法について聞きました。

全部の衣類を集めて山にして、残すものを選ぶ

「まずは全体量を把握してもらうために、1カ所に全部の衣類を集めて山にします。こんなにも服があるのかとショックを受け、『これはやらないといけないな』『いくらなんでもこんなには着られない』というのを、まずは感じてもらうことが重要です」

こう教えてくれたのは、同協会代表理事の安藤貢さん。それから、自分がその服に対して心が「ときめくか、ときめかないか」で、残すか残さないかの判断をしていくそう。このとき重要なのは、『捨てるかどうか』ではなく、『残して大切にしたいかどうか』という視点で選ぶことです。

手放せないときは、数字に置き換えて冷静になる

でも、特にときめかなくても、高かった洋服はなかなか捨てられません……。

「その洋服をどれくらい着ていないか、最後に着たのはどれくらい前か、着た頻度を振り返ってみましょう。その服がクローゼットの一角を占めていることは、その服に対して家賃の何割かを毎日消費しているということ。冷静に数字で振り返りましょう」(安藤さん 以下同)

ただし、親から譲ってもらったなどの大切な思い出がある場合は、別の活用法を見いだすのも一つの手です。

「活用して少し経つと『もういいかな』と納得して手放すことができます。実は、ウエディングドレスを手放す方も少なくありません。手放すときには『今までときめかせてくれてありがとう』と感謝を込めましょう」

それでは、具体的な収納アイデアを紹介します。

収納場所は、体と同じように全体の構造を設計する

頭にかぶるものは上、足は下と、体と同じように収納を設計します。例えば、帽子はクローゼットの上の段、洋服は真ん中、季節外れのブーツなどの靴は下の段に収納します。そうすると、洋服のコーディネートもしやすくなります。

ハンガーに洋服を掛けるときは、右肩上がり!

向かって左側に重いもの、長いものをかけ、どんどん右側にいくにしたがって軽いもの、短いものをかけましょう。斜め上に上がっていくようなラインでかけると、安東さんいわく「見た目もきれいで運気もUP」するのだとか。

収納力の面でいえば、かけるよりたたんだ方が圧倒的に収納できます。畳めるお洋服は畳んで、ふわっとしているもの、畳むと確実にシワになってしまうもの、コートなどをハンガーにかけます。

引き出しの深さに合わせ、つるっとした長方形になるようにたたむ

畳むときは、厚みが一箇所にかたまらないようにイメージし、出来上がりがつるっとした長方形になるようにします。

「畳み終わった後に、袖が飛び出していたり、首回りが飛び出していたりすることがなければ、どんな畳み方でも大丈夫です。引き出しには立てて収納します。高い場合は三つ折りで薄く畳む、低い場合は四つ折りで畳むなど、引き出しの深さに合わせましょう」

引き出しに入れるときはグラデーションで

「薄い色は手前、濃い色は奥、とグラデーションにするのがおすすめ、見た目が気持ち良く、探しやすいです。色で分けると自分の持っている服はどんな色が多いのがひと目で分かるのでお買い物にも役に立ちます。一度グラデーションにすると、面白くなって続きやすいというのも理由です」

小物類は引き出しで仕切る

「靴下、下着、ストッキングなど小さいものは、箱などで仕切り、引き出しの中でごちゃごちゃにならないように収納します。ティッシュの空き箱や素敵なお菓子の箱など使ってもいいですね。ネクタイは丸めてもいいし、掛けてもいいです。自分の気持ちの良い方を選びましょう。いずれにしても箱などで仕切り、混ざり合わないようにしましょう」

また、引き出しの中は9割収納が理想とのこと。

「10割だとぎゅうぎゅうすぎて、シワになったり、取り出しにくかったり。逆にすかすかだと倒れたり、ぐちゃぐちゃになったりしやすいです。9割が理想ですが、もしも9割にいかない場合は箱などで仕切り、入っている部分が9割になるようにしましょう。空いている部分はバッグなど、他の物を入れてもいいですね」

バッグinバッグで収納力UP!

「1つのバッグの中に、もう1つバッグを入れて収納します。1/2の収納力で、バッグがくたっとなることも防げ、きれいに収納できますよ。中にいれた持ち手を外側に出しておくと、何のバッグを入れたかひと目で分かります」

バッグを収納する場所は、広いクローゼットの場合は上の段に帽子と一緒に、クローゼット内にチェストを置く場合は、チェストの上にするのが◎。ウォークインクローゼットなど、壁側に掛けるスペースがあれば、フックなどを取り付けて横に掛けます。また、大きいボストンバッグなどが多い場合は下に置き、パーティーバッグなどが多い場合は上に置いたほうがしっくりきます。クローゼットの広さや形、どんなバッグが多いのかで調節しましょう。

ときめきチェックをして片付けた後はリバウンドしない!

「一度洋服を山にするという試練をくぐると生まれ変わる」と安藤さん。

「きちんと山にしてときめきチェックをした後は、なんでもかんでも買う、という買い方から変化する人がほとんど。その後、収納が入りきらなくなってきたら、また山にする必要はありません。かかっている状態や引き出しに入っている状態のまま、ときめきチェックをしましょう。すると、手放すものが選べるようになっているはずです」

試した人にしか分からない、こんまりメソッド。まずは洋服を山にしてみる?

プロフィール

日本ときめき片づけ協会
『片づけを終わらせてときめく毎日を過ごしたい』人のための学びの場を提供するために、2014年に設立。片づけコンサルタントの近藤麻理恵監修による「ときめき整理収納法」を基礎から身につけることができる『ときめき片づけ講座』をはじめ、片付けを仕事にしたい人のための資格講座も各種開催している。
▼日本ときめき片づけ協会
http://tokimeki-kataduke.com

取材・文/平野友紀子 編集/ノオト

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