「家事のミカタ」はハウスクリーニングや家事代行の情報をはじめ、家事や暮らし、子育てに関するコラムを掲載しています。
2016/01/29 (金)

洗濯機で洗えるの? プロに聞いたカーテンのお手入れ法

取材・文/パンチ広沢 編集/ノオト
毎日触れているのに、なんとなくおざなりにしてしまっているカーテン。そういえば、大掃除のときも、「洗い忘れてしまった!」という人もいるのではないでしょうか? そこで、カーテンのお手入れ方法を、住まい周りの記事を専門に執筆するライターで、『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)の著者藤原千秋さんに聞きました! 

洗うタイミングはいつ?

カーペットやソファのように汚れが目立たないカーテン。実は部屋の中でも汚れのたまるところなのだそうです。

「優雅にヒラヒラと舞うカーテンは、部屋の中の水蒸気やホコリ、タバコの煙に焼肉や鍋のニオイなど、いろいろなものをため込んでいます。外出先から帰ってきた後、何か臭う……と思ったら、その原因はカーテンだった、ということはよくあります」(以下、藤原さん)

ちなみに、カーテンの理想的な洗濯頻度は、「厚地のドレープタイプで年1回、薄地のレースタイプで年3回程度」。もし何年も洗濯していない場合、早めに対策をするべきかもしれません。

洗う前に必ず「取り扱い絵表示」をチェック!

カーテンをおうち洗いするかクリーニングに出すべきかは、まず「取り扱い絵表示」をチェックしましょう。

ドライクリーニングの表示がある場合は、おうち洗い不可。万が一、間違った洗濯方法をすると、カーテンが縮んだり、質感が変わったりしてしまう恐れがあります。

さて、藤原さん。おうち洗いができる場合はどんな手順で洗えばいいでしょうか? 

「家庭用の洗濯機を利用、または、お風呂場や洗面台などを使って手洗いができます。ホコリなど水溶性の汚れは水洗いのほうが落ちやすく、ネトネトとした油溶性の汚れはクリーニング店でのドライクリーニングが効果的です。洗濯前に、掃除機などで大きなホコリを吸い取っておくと汚れ落ちが良くなりますよ」

一度に洗う枚数は最大でも2枚、水量は最大、水流は最弱、普段使いの洗剤か、おしゃれ着用の洗剤を使います。

「まずフックを外し、できればひだをそろえて畳んだ上でネットへ。通常のように洗濯をし、脱水は30秒程度まで。干す際は陰干しが基本です。洗いあがったらすぐに元のレールに吊るすのが一番簡単で、しわになりにくいです」

もし、カビが生えていたら……!?

冬は窓が結露したり、部屋干しのせいで湿気が溜まりやすくなったりと、実はカーテンにカビが生えやすい季節。カーテンにカビが生えていたら、どうしたら良いのでしょう?

「ドライクリーニング指示が出ているカーテンの場合は、胞子を飛び散らせないようビニール袋に入れてクリーニング店に持って行きましょう。また、ウォッシャブル表示(洗濯機マークなど)のもので、かつ塩素漂白が可能な場合には、先にカビ部分の漂白をしてから洗濯します。ただ、カーテンについたカビを根絶するのは難しく、後にシミになってしまうこともままあります。ウォッシャブル表示のものでも、シミになるのが不安な場合はクリーニング店で相談したほうが賢明でしょう」 

カビの原因は主にホコリと湿気(水気)! 寒くても換気したり、結露を拭き取ったりすることが、カビ防止につながります。

もし、カーテンを買い換える予定があるなら、これらを踏まえ、簡単に洗えて縮みにくい素材のカーテンを選ぶと、家事の時短につながりそうですね!

プロフィール

主に住まい周りの記事を専門に執筆するライターとして14年のキャリアをもつ。現在は並行して家事サービス、商品開発等にも携わる。AllAboutガイド。大手ハウスメーカー営業職出身、三児の母。『この一冊ですべてがわかる! 家事のきほん新事典』(朝日新聞出版)など著書、マスコミ出演多数。
http://allabout.co.jp/gm/gp/31/

取材・文/パンチ広沢 編集/ノオト

人気記事ランキング集計期間:過去30日分

関連キーワード

あわせて読みたい関連記事

ハウスサービス一覧