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2016/04/13 (水)

風呂場の頑固なカビやトイレの臭いを撃退! 家事代行スタッフが教える掃除の裏技

取材・文/平野友紀子 編集/ノオト
自分で掃除をしようと思ってもなかなか難しい、風呂場のカビやトイレの臭い……。そこで、家事代行サービスを手掛ける「マーメイド」のライフアドバイザー、横山晶子さんに掃除の裏技を聞きました。

風呂から出るときに壁や床に冷水をかける

「風呂場で気になるのが黒カビ。カビは時間が経つほど落としにくくなるので予防が肝心です。カビの予防には、カビのエサとなる汚れを落とし、カビが繁殖しやすい温度と湿度を下げましょう」(横山さん 以下同)

風呂に入った後は、床から5cmくらいの壁と床をぐるりとスポンジでこするだけでも、石けんカスや汚れがずいぶん除去できます。その後、壁や床に冷水をかけて温度を下げましょう。

「窓があれば開けて換気、なければ換気扇を回します。換気扇のフィルターが汚れていると効果が出ないので、掃除をしてあげると良いですね」

石けんやシャンプーなどのボトルを置く棚、洗面器や椅子の凹み、風呂のフタなど、水がたまりやすいところの水気を取りましょう。いちいちタオルなどで拭き取るのは大変なので、手や掃除用のスポンジで拭うだけでもOKです。

風呂場のカビはキッチン用の除菌漂白剤を使う

「生えてしまったカビを退治するスタンダードな方法は市販のカビ取り剤を塗って長めに放置すること。それでも落ちなければ、カビ取り剤を塗ってからキッチンペーパーを張って湿布状態にし、さらにラップをかぶせて乾かないようにして浸透させましょう。様子を見ながら半日以上放置します。ただし、素材によって塩素に弱いタイプもあります。ステンレス、ホーロー、アルミ、真鍮(しんちゅう)などの金属への使用は錆びの原因になったり、漂白剤が残っているとシミになったりすることがあるので、あまり時間をおかずによく洗い流しましょう」

横山さんの経験によると、風呂用のカビ取り剤よりもキッチン用の除菌漂白剤のほうがよく落ちるとのこと。

「液体物を壁などにつけると流れてしまうので、前述した通り塗った後にラップを張り付けておく方法があります。けれど、ラップやキッチンペーパーも広範囲だともったいない。そこで、キッチン用の液体漂白剤と洗濯用の粉石けんを混ぜて塗りつけ、しばらく放置してからブラシでこすり流すとキレイになります。この方法は、キッチンの油の跳ねた壁や換気扇まわりの取り外せるパーツの掃除にも使えます」

ただし、キッチン用の液体漂白剤に酸性洗剤やアルコール、お酢などと混ぜると、有害なガスが発生するので注意が必要です。独自の判断で洗剤を混ぜないようにしましょう。

ゴムパッキンに染み込んでしまったカビを完全に取るのは至難の業。そんなときに試したいのが、ゴムパッキン専用のカビ取り剤です。粘着ジェルがカビに張り付き、効果的にカビを落とすことができます。

臭いの元は尿汚れ! ポイントを押さえて拭き掃除

「トイレで気になる臭いの元は尿汚れです。大人と子ども、男性と女性によって汚れやすい場所が違います。目に見えなくても飛び散った尿から臭いが出るので、ポイントを押さえて拭き掃除をしましょう」

男女別のポイントはこちら!

●男性
スタイルや使い方にもよりますが、広範囲に掃除をしなければいけないのが男性。立ち位置より前方の床や壁、ドアの腰より下、便器の手前側のフチから床にかけて、タンク側の便器と便座の間、便器と床の境目、ペーパーホルダーやリモコンまわり、と全体を掃除しましょう。

●女性
便座の手前の裏側と、便器の手前の内側とフチを掃除します。最近は便座が持ち上がるもの、便座やフタの取り外しができるものなど、隙間に飛んだ汚れをキレイにすることができます。また、脱臭フィルターがある場合、ずっと放っておくと紙ボコリで目詰まりしていることも。時々外して掃除しましょう。

トイレ掃除は専用雑巾を作って水拭き仕上げ

「掃除用の使い捨てシートだけで掃除していると、だんだん洗剤成分と便座の暖房によって樹脂素材の表面が劣化していく場合があります。トイレ専用の雑巾を作って、水拭き仕上げをすると、始めの状態を長くキープできます」

便器と床の境目は洗剤をかけ、ブラシでかき出すようにこすると、汚れをたくさん取ることができます。便器の下のほうにいくつかあるネジ隠しも、時々外して汚れを取るとベスト。キレイになっているのに何となく臭う、というときは、普段掃除をしていない箇所をチェックしましょう。

トイレ内のホコリが固まる前にモップで掃除

「トイレで意外と気になるのがホコリ。髪の毛、ペーパーからの細かい紙ボコリは、ためてしまうと湿気を含んで固まってきます。特にタンク下の便器の後ろと壁の間の床部分は手が届きにくいので放置されやすく、ホコリがフェルト状に積もっていることがあります」

最近はトイレ床用の小さなモップなどもあるので、賢く利用しましょう。後ろのホコリも掃除してあげるとスッキリ感が増します。

細かい場所まで徹底的に掃除をするのが、プロの裏技。自分で掃除するとなると時間や手間もかかって大変だと感じる場合は、プロにお願いしてみては?

プロフィール

横山晶子
家事代行サービス「マーメイド」のライフアドバイザー。お客さまのあらゆるリクエストにお応えし、おもてなしするコンシェルジュ。お客さまの悩みを親身になって伺い、一人ひとりに合わせた作業プランや日程の調整などを行っている。

取材・文/平野友紀子 編集/ノオト

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